「彼らがJr.だったころ、JUMPの前身グループ『J.J.Express』には玉森裕太が属していました。
一方で、キスマイも前身の『Kis-My-Ft.』が結成されており、当時からデビューを目指してお互いがしのぎを削り合っていました。
結果、玉森はJ.J.から外されて、キスマイよりもひと足早くデビューを勝ち取ったのがJUMPです。この経緯を知る古株ファン同士もまた、長く競ってきたライバルなのでしょう」(前出・芸能レポーター)
2グループが昨年の対決以来、再度相まみえるのがジャニーズ運動会というわけだ。
対決をあおるジャニーズ事務所
「Jr.も含めたジャニーズグループが紅組白組に別れて、リレーなどさまざまな種目で対決する予定です。当然、JUMPとキスマイを中心に色分けされるのでしょう。
JUMPにとってはまたとないリベンジのチャンスだけに、ファンもまた応援に熱が入ることでしょう。それにしてもジャニーズはうまくライバル関係とファン心理を利用していますよ」(芸能プロ関係者)
そう、JUMPとキスマイは、実はジャニーズ事務所が対決を“あおっている”との見方もある。FC会員数が増えれば増えるほど、潤うのは事務所だ。また両グループの今年初の新曲も、JUMPが2月22日、キスマイが3月1日と1週違いで、まるで図ったかのようなタイミング。
「こちらでもJUMPに負けまいと、キスマイファンがSNSで購入を呼びかける動きがありました。結局、初週売り上げは27万枚のJUMPに対して、キスマイは20万枚と及ばずとも相乗効果があったのは明らかでしょう。今後も2グループは何かにつけて競わせていくのだと思いますよ」(前出・芸能プロ関係者)
とはいえ、ジャニーズ事務所の次期社長とも言われるJ副社長の“本命”はやはり、JUMPなのだとも。
「これまで3年連続でドームツアーを開催していたキスマイですが、今年はなぜかアリーナツアーに“格下げ”されました。その答えは、デビュー10周年のJUMPが初ドームツアーを予定しているからでしょう。
J副社長が推す彼らが“ポスト嵐”であり、キスマイはあくまで対抗馬。それでもファンが発奮すればするほど、結果としてジャニーズが儲ける図式なのかもしれません。これもファン心理を突いた一種のプロデュースですね」(前出・芸能プロ関係者)
運動会では1位になるのはどっち?