サッカーの祭典・ワールドカップは出場する選手だけでなく、ピッチ外も賑やかだ。テレビの民放各局がコメンテーターやレポーターとして多くのタレントを起用している。そこには“賛”もあれば“否”もあって─。
「現場での評判がすごくいいんですよ」(現地取材するサッカージャーナリスト)
そう語られるのは、関ジャニ∞の村上信五だ。村上は5月に、テレビ朝日のサッカー中継のプレゼンターに就任。
「西野朗さんが急きょ監督に就任し、その初陣となった5月30日の日本代表対ガーナ代表の試合から、レポーターなどで出演しています。今大会もテレビ朝日のワールドカップ中継に参加し、ロシアでは選手に話を聞いたり、キャンプ地からのレポート、日本ではワールドカップ番組のMCなども担当しています」(テレビ朝日関係者)
ジャニーズで“サッカー”といえばNEWSの手越祐也だが、実は村上も大のサッカー好きでフットサルが趣味。スキャンダルでバッシングにあっている手越とは違い、村上の現場での評判はというと、
「最近は芸能人がレポーターとして記者たちに交じって取材エリアに来ることは珍しくありません。でも、けっこう“俺は芸能人ですから”みたいな、“ドヤ”感のある態度の人も少なくなくて……。
でも、村上さんは現場の記者に対しても腰が低くて、すごくリスペクトしてくれている感じがある。自分が来たことによって普段、取材をしている記者たちの邪魔になっていないかをすごく気遣っているように見えます」(前出・サッカージャーナリスト)
今大会においてテレビ朝日は、日本代表が準決勝もしくは3位決定戦まで勝ち進まない限りは、日本代表の試合の中継はない。そのため番組ではキャンプ地であるロシアのカザンからの中継が多くなっているが、村上も同地でのレポートを担当した。
「大会期間中のある日、テレ朝の制作陣が、キャンプ地からの生レポートを取材エリアの入り口付近で行ったんです。入り口付近なので、いろいろな会社の記者やカメラマンの出入りがあるところだったのですが、村上さんは必ずそういった取材陣を優先していました。“お邪魔してスンマセン! どうぞ通ってください”と頭を下げたり。
初戦のコロンビア戦ではスタジアムの取材エリアにいましたが、端のほうで話を聞いていました。取材の現場で芸能人は嫌われがちですが、彼の場合はむしろ“村上すごいな(笑)”という印象を抱いている記者が多いですね」(同・サッカージャーナリスト)
村上半端ないって! 現場でめっちゃ評判いいもん。そんなんできひんやん、普通!