7月4日、嵐の相葉雅紀がMCを務めるバラエティー番組『天才! 志村どうぶつ園』(日本テレビ系)が、9月末で終了することが発表された。同番組は2004年から放送されている。
「3月29日に亡くなった志村けんさんがMCを務めていました。アシスタントを山瀬まみさんが務め、レギュラーパネリストとしてDAIGOさんやタカアンドトシらが出演。彼らが動物と触れ合う様子が人気を集めていますよ」(スポーツ紙記者)
志村さんが亡くなったことを受け4月から相葉がMCに就任し、番組を存続する意向を見せていたのだが……。
「番組が終わる理由について、日テレは、“志村さんの存在なしで続けることに限界を感じたため”と発表しました。10月からは、相葉さんが総合司会を務める番組が放送されます。『志村どうぶつ園』のスタッフを一新した、新しい動物番組になるそうです」(同・スポーツ紙記者)
相葉は、この番組を通してお茶の間に広く認知されるようになった。
「当初はひな壇に座っていましたが、彼のポテンシャルを見抜いたスタッフが、“飼育係”の役割を持たせました。カンガルーとボクシングをしたり、ライオンのお尻を触るなど、体当たりでロケに挑む姿で一躍、人気者になりました」(芸能プロ関係者)
そんな思い出深い番組の現場では、MCが代わって以来、こんな問題が起きていた。
「相葉さんとスタッフの意見がぶつかることが多くなったそうです。スタッフ側は番組の進行や編成に関して、彼に合わせたものに変えようとしたのですが、“志村さんが決めたルールは守りたい”と反対したそう。相葉さんはおもしろい番組を作りたいという思いが強く、自分が納得いかないと意地でも譲らない頑固なところがあるんですよ」(同・芸能プロ関係者)
「僕にできるかな」吐露した不安
長年、自分を支えてくれた“師匠”がいないことへの不安もあったようだ。
「“僕にできるかな……”と漏らすなど、交代した当初はかなりプレッシャーを感じていたそうです。また、4月から新型コロナウイルスの影響を受けて、ロケや収録が中止になるなど、思うようにいかない焦りもあったといいます」(日本テレビ関係者)
ただ、時間をかけてスタッフと話し合いを重ねていくうちに、“確執”も解消されたという。
「最終的には、スタッフ側も相葉さんの意見を尊重し、“志村流”のやり方にしたそうです。相葉さんとしても長年、苦楽をともにしたメンバーと新番組も一緒にやりたかったようですが、テレビ局側が“もっと自由にやらせてあげたい”と体制も一新することにしたといいます。のびのびとやってほしかったのではないでしょうか」(同・日本テレビ関係者)
志村さんの教えを受けた相葉なら、新しい番組もきっとおもしろくしてくれるはず!