4月25日、ユーチューブに嵐の二宮和也が登場し、多くのファンが沸いた!
「公式チャンネル『ジャにのちゃんねる』を開設しました。始めてから2週間ほどですが、チャンネル登録者数は200万人を突破。二宮さんが、KAT-TUNの中丸雄一さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、Sexy Zoneの菊池風磨さんに声をかけ、4人でユーチューブをやることになりました」(スポーツ紙記者)
『ジャニーズは努力が9割』(新潮社刊)の著書があり、ジャニーズ事情に詳しい霜田明寛氏は、二宮のユーチューバーデビューは嵐が本格的に後輩の育成に乗り出した証だと指摘する。
「松本潤さんはジャニーズJr.の海外修業に同行し、相葉雅紀さんはフジ系の『VS魂』で後輩たちをサポート。櫻井翔さんも日テレ系の『1億3000万人のSHOWチャンネル』で後輩たちと共演することが増えています。彼らに比べると、二宮さんは後輩と公の場で関わる機会が少なかったんです。今回の企画を通して、後輩をサポートするのでは」
ゲーム実況をやりたがっていたが
二宮や中丸らが本格的にユーチューブに進出したのは、ジャニーズ事務所の戦略ではないかと話す。
「事務所は'18年にジャニーズJr.チャンネルを開設したときから、10~20代の若い世代の人気を獲得するには、ユーチューブで接点を持つことが必要だと感じていたのでしょう。Snow Man(スノーマン)とSix TONES(ストーンズ)もJr.時代からユーチューブを始めて、高い再生回数を誇っています。
彼らの成功を受けて、事務所もネット上にタレントを出すことで、人気を獲得できる手応えを感じたのではないでしょうか。今後は、さらに人気を伸ばしたいHey! Say! JUMPやSexy Zoneなどにもその流れを波及させたいのだと思います」(霜田氏)
晴れて新しい分野に挑戦した二宮だが、以前からユーチューブに興味を抱いていた。
「ゲーム実況をやりたがっていたんです。ただ、二宮さんは自他共に認める“陰キャラ”なので、自分から積極的に何かを発信することに対して少々、苦手意識を持っていました」(芸能プロ関係者)
彼の意識を変えたきっかけは、“あのメンバー”だった。
「松本さんの影響が大きかったようです。彼は、嵐の公式ユーチューブチャンネルを開設したときから動画の編集作業にも積極的に関わっていました。そんな松本さんを見て、刺激を受けていましたよ」(レコード会社関係者)
昨年末に開催された嵐のオンラインライブ『This is 嵐』の開催前には、こんなこともあって……。
「ライブの宣伝動画を投稿したのですが、動画撮影の際に、松本さんからメンバーに動画編集のやり方やユーチューブのおもしろさについてレクチャーされたそうです。彼の教えが今回の反響の大きさにつながったのかもしれませんね」(同・レコード会社関係者)
松本は'23年にNHK大河ドラマ『どうする家康』で徳川家康役を演じることが決まっている。でも、ドラマより先に、二宮がユーチューブ界で“天下統一”しちゃうかも!?