「ありのままの自然体こそが、人間のあるべき姿なんだよ」
12月22日よりシーズン2の配信が開始された、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』。日本、米国、フランス、ブラジル、香港、台湾などを含む90カ国でTOP10入りを果たすなど、好調なスタートを切る中、話題をかっさらっているのが山下智久だ。
「第1話で、主人公の山崎賢人さん、土屋太鳳さんの敵役として登場した山下さんですが、全裸で登場しています。実際の撮影時にも何も衣服を着用していなかったようで、体を張った演技に注目が集まっています」(テレビ誌記者)
ドラマを確認してみると、確かにその鍛え抜かれた肉体を余すことなく披露している。喜ぶファンも多そうだが、これまでの山下のイメージとは異なる印象を受ける。
「‘20年10月にジャニーズ事務所を退所して以降、ネット配信の作品に進出し、今年4月にはNHKのドラマ『正直不動産』で主演を務めました。SNSで自撮り写真をのせるなど、ファンサービスも意欲的に行っていて、アイドル時代とは異なる顔を見せていますよ」(スポーツ紙記者)
スキャンダルのお相手への第一声
‘20年8月に、年齢を偽っていた未成年女性のA子さんとの飲酒やお泊まりを報じられ、活動を自粛。その2か月後に、“海外に活動の拠点を移す”ことを目的に事務所を退所した山下。報道された内容が重かっただけに、日本の芸能界に戻ってくるのは難しいとみられていたが……。
「アイドルのイメージがなくなったことで、幅広い役を演じられるようになりました。ハリウッドの映画作品にも出演しましたが、出演時間は30秒ほどの“チョイ役”。事前に了承した上でオファーを受けたのでしょうし、それに加えて今回の“全裸出演”ですから。殻を破りたいという気持ちが伝わってきますし、今後オファーが増えるのは間違いないでしょう」(前出・テレビ誌記者)
人気と実力を兼ね備えた山下が、オファーに対して“神対応”を見せてくれるとなれば、制作側としても使いやすいのだろう。だが、山下が“神対応”を見せている相手は、メディアだけではない。
「スキャンダルのお相手であるA子さんが、SNSのライブ配信で山下さんについて語っていたんです。A子さんは報道が出た後に山下さんの連絡先を全て削除したそうですが、その後、知人を通して山下さんから連絡をもらったことを明かしました」(前出・スポーツ紙記者)
ライブ配信では、その内容について、
《第一声が、『大丈夫?』だったの。だから、本当にthe素敵な男性だなって思う》
と語っていた。A子さんは、自身が原因で活動自粛に追い込まれた山下に怒られると思っていたが、逆の気遣う態度に好感を抱いたという。
「スキャンダルの相手に謝罪する、なんて話は聞いたことないですよ。ましてや山下さんは、このことが原因で仕事を失ったわけですから。そういった真摯な姿勢を貫いているからこそ、芸能界への復帰もスムーズなのかもしれません。地上波への再進出も、そう遠くない話でしょう」(同・スポーツ紙記者)
ありのままの山下が、“神対応”で地上波を席巻する日が待ち遠しい。