1月10日、国分太一(48)が自身のTwitterでつぶやいた内容が物議を醸している。
《今日は山口達也の誕生日!おめでとう 幾つになった? もう年齢はどうだっていいか! とにかくおめでとう!》
ジャニーズアイドル・TOKIO時代の元メンバーである山口達也(51)の誕生日を祝う一言だ。長年苦楽を共にした友人の祝い事でもあるため、ネットでは「離れても想いあう美しい友情」と捉える人もいた。
一方で、山口が起こした不祥事は消えない傷でもある。山口が2018年、自宅へ招いた女子高生への強制わいせつ罪で書類送検されたことはまだまだ記憶に新しい。呼び出された女子高生は身の危険を感じて友人に連れ添ってもらったというが、山口からは「なんでひとりで来なかったんだ」と問いただされたという。
その後も未成年である女子高生に飲酒を勧めたり、泥酔状態で無理やりキスをしたり、顔を舐めまわしたり、とエピソードは強烈なものばかり。どうにか逃げ出すことに成功したようだが、もし1人で訪れていたらと考えると身の毛もよだつ話だ。
当時は泣きながら取材した国分太一
当然、各報道機関の報道も過熱。国分太一も当時自身がMCを勤めていた『ビビット』(TBS系)で、山口の不祥事を謝罪していた。
「山口が起こしてしまったことは、絶対に許される行為ではありません」
「何よりも山口を信じ、追い続けてくれましたファンの皆さん、本当に申し訳ありませんでした」
と、涙を浮かべながら真剣な表情を浮かべていた。山口が起こした事件の深刻さを、重々と感じている様子が見て取れる一幕だ。
それから約5年。いまだに当時を忘れていない者も多く、明るい文面で書かれた国分の誕生祝いツイートには批判の声も多く寄せられており……。
「被害に遭った女子高生がどんな気持ちか考えましたか?」
「未成年の娘がいる立場で、未成年の女子高生に酒を勧めてキスをした人間ですよ? そんな人間の誕生日を、公的な立場で発信するなんて自覚が足りなさすぎる」
「番組で流した涙は嘘だったワケ? どういう神経してんのかな…」
「友人として祝いたいなら個人的にやり取りすればいい。時間が経てば罪も流れるなんていうのは法律だけの話」
被害に遭った女子高生とは示談で決着がついているようだが、性被害にあったことを公に知られたくないと考える女性は多い。泣く泣く怒りを収めたと考えるのが自然で、示談をもって許されたと考えるのは性急と言えるのかもしれない。
アイドルとしてだけでなく、会社として新しい道を歩んでいるTOKIO。個人的な気持ちはともかく、公的な立場で発する言葉には責任が伴うもの。
もう5年か、まだ5年なのか──。