1月14日にスタートした櫻井翔の主演ドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系)が、ツイッターで世界トレンド1位を獲得するなど、好発進を決めた。
「世帯視聴率は7・2%、個人視聴率は4・3%。玉森裕太さんが主演を務めた前クールの『祈りのカルテ』の初回世帯視聴率は6・6%、個人が3・7%でしたから、注目度が高いことがわかります」(スポーツ紙記者)
鬼の面をかぶった謎の武装集団によって大病院が占拠されるも、居合わせた櫻井演じる休職中の刑事が人質を救うため果敢に立ち向かう……というオリジナルストーリーだ。
「10人組の武装集団『百鬼夜行』を演じる俳優たちは、ボイスチェンジャーで声を変えているうえ、エンドロールでも名前はモザイクで隠されています。台本にも名前は記載されておらず、鬼役とは一緒に演じるシーンのないソニンさんら神奈川県警メンバーには、その正体が明かされていないという徹底ぶりです」(テレビ誌編集者)
ドラマの公式ツイッターでは鬼役を演じる俳優のヒントが紹介され、作品を盛り上げるべくさまざまな仕掛けを行っているが……。
「俳優のファンなどによって、鬼役のほとんどは予想されてしまっている状況です。特に武装集団のリーダーである青鬼は、仮面から見える特徴的な歯並びや歩き方などの動きから、Sexy Zoneの菊池風磨さんなのでは? と盛り上がっていますね」(ネットニュース編集者)
次々と特定される鬼の正体
『百鬼夜行』のメンバーが病院に現れるシーンでは8人だったものの、占拠後には10人になっていることから、病院関係者役の俳優が鬼なのでは?という声も。
「1話目で犯人に銃で撃たれてしまった主人公の主治医役の水橋研二さんは、俳優のランク的に1話で消えてしまうのはおかしい。また水橋さん演じる主治医の娘が写真で一瞬登場するのですが、演じている女優の名前がエンドロールになかったですし、2人は灰鬼と桃鬼のヒントの年齢と星座が合致しているため、こちらは“確定”扱いされています」(同・ネットニュース編集者)
それ以外の鬼の正体も、公式ツイッターで明かされたヒントなどから続々と特定されてしまう非常事態に、日本テレビは頭を抱えているようだ。
「第1話の放送後に何人かは特定されると思っていたようですが、ネット上の“特定班”たちが導き出した答えを見てドラマスタッフは驚いていますよ。少しずつ鬼役の正体やヒントを明かしていく極秘演出で話題を持続させようと考えていましたが、特定されたことでプロモーションなどの見直しも考えているとか」(日本テレビ関係者)
最終回まで話題を“占拠”できるのか─。