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ー 松潤が撮影時間を交渉か

「おまえの心の内などわかるものか!」

 そう怒鳴るのは松本潤。4月16日、主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』の第14話が放送された。

「松本さんが徳川家康を演じる『どうする家康』は、さまざまな壁に直面し、うろたえながらも、ひとつひとつ乗り越えていくという等身大の家康像が“新しい”と注目を集めています。今回放送された最新話では、岡田准一演じる“兄貴分”の織田信長に意見を言い、今までずっと気を使って口答えできなかった家康が初めて口論になるというシーンがありました。そこも《家康の成長に感動した》と視聴者からは高評価でした」(テレビ誌ライター)

 最新話の視聴率は11・4パーセントと好調。順風満帆かと思いきや、裏側は意外と大変なようで……。

「CGやVFXなどの新しい技術を使っている影響もあってか、正直なところ、撮影がかなり押してしまっています。NHKのドラマ撮影では、深夜までの撮影になることはあまりありません。でも、『どうする家康』に関しては、もう深夜にも撮影を入れなければならないほどスケジュールが切羽詰まっているんです」(制作会社関係者)

 2月下旬には一部週刊誌で、深夜2時過ぎに撮影を終えた、家康の妻・瀬名役を演じる有村架純の姿と、スケジュールの遅れから有村の睡眠時間が毎日3〜4時間になってしまっていると報道された。

 この事態に立ち上がったのが、ほかでもない“殿”の松本だったという。

松潤が撮影時間を交渉か

有村さんの報道が出たあと、松本さんの要望で、プロデューサーと松本さんとで話し合う場を設けたそうなんです。実際のところ、そこでどんな会話があったのかは撮影現場でも共有されていないのですが、その話し合い後からは“深夜撮影”がかなり減ったんです。そのため、関係者は“もしかして、松本さんが撮影時間について交渉してくれたのでは”とひそかに感謝しています」(同・制作会社関係者)

 松本はかねて、主演ドラマの現場でリーダーシップを取る姿が報じられているが、参加人数の多い大河の撮影現場でも、その頼もしさを発揮しているという。

「『どうする家康』は大河ドラマなだけあって、野村萬斎さんや大森南朋さんをはじめとした大御所の俳優が多数出演していますが、そのなかでも周りを引っ張っているのはやっぱり松本さんです。主演としての責任感を抱いているのでしょうね。撮影が押していると“みんな巻こう”と積極的に周りに伝えたり、タレントが負担を感じているときなどは、率先してスタッフに“どうする!?”と交渉してくれています。ある意味スタッフに厳しいともいえますが、あれだけのメンバーのなかでの座長としての振る舞いは、堂々たるものですよ」(同・制作会社関係者)

 ドラマの外でも“天下統一”できてるみたい!