ジャニー喜多川氏の性加害問題をきっかけに、ジャニーズ事務所を巡る問題が連日報道されるなか、新たな切り口でまた“爆弾”が落とされてしまった。
『週刊文春』(10月19日号)が報じたのは、嵐の松本潤(40)が現在主演をしているNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影現場で数々の問題行動を起こしていたという驚きの記事だった。
「記事には、自身をカッコよくみせる見せ場が欲しいと台本を改悪、他人の台詞も変更させるなどして共演者から“台詞泥棒”と言われていることや、スタッフへの激しいパワハラが横行していることなどが書かれていました。助監督の現場の仕切りにイラついて “殺すぞ!”と吐き捨てたり、別のスタッフにも“ちげーだろーよ、てめー!”“ふざけんじゃねぇ!”と恫喝する場面があったといいます。しかも多くのスタッフがそれを目にしていたとか」(スポーツ紙記者)
木村拓哉の報道には「事実無根」を唱えたジャニーズだが
6ページにも及ぶ現場からの“告発”記事。内容が事実であれば、このコンプライアンスが重視されるこの時代において言語道断の振る舞いをしているが、果たしてこのようなことは本当に起こりうるのか。SNSでは記事の内容を信じられないファンたちの怒りの声が多くみられる。ある芸能プロダクションの広報担当は語る。
「記事には書き換えられた台本が証拠として掲載されたり、でっちあげるにしてはあまりに具体的な現場の話が出ています。タイトルもしっかりと“告発”と打っていますしね。また、ジャニーズ事務所は『文春』の 19項目にも及ぶ質問状に対し、個別には答えず“質問状に記載されております言動に関してですが、事実とは異なるものと認識しております”といった旨の長文回答を寄せています。
ですが、直近で『文春』が出した、木村拓哉さんがジャニーズ事務所の社名変更に反対したといった記事については、事務所のHPで《そこで書かれている内容は全て事実無根です》と完全否定のコメントを出していました。それに比べて今回の松本さんの件への回答は、少し“弱い”と感じてしまう向きもありますよね」