目次
Page 1
ー 「ジャニーズの個人情報売ります」情報売買アカウントの実態
Page 2
ー 弁護士の見解

 X(旧Twitter)上で236万人のフォロワーを誇るインフルエンサー・滝沢ガレソ氏が、旧ジャニーズ(現「SMILE-UP.」)所属タレントのファンによるタレントの個人情報売買について取り上げ、物議を醸している。

「ジャニーズの個人情報売ります」情報売買アカウントの実態

 ガレソ氏によると、X上には個人情報を取引する『情報アカウント』なるものが多く存在し、

・(旧)ジャニーズ事務所所属タレント(未成年Jr.含む)の個人情報を売買/交換
・伏せ字で意志疎通する独自文化
・住所や利用路線、インスタグラム、隠し撮り写真などあらゆるものが取引される

 といった特徴があるようだ。

「タレントの名前を検索した際に、個人情報の取引が行われているとバレないように、『情報アカウント』上では様々な伏せ字が使用されています。『情報アカウント』は【情ho】に赤の四角い絵文字、『推し』は【o4】、嵐は青色の渦を巻いた嵐の絵文字、Snow Manは雪だるまの絵文字といった具合です。

 取引される情報は、タレントの電話番号、住所、最寄り駅、学校、行きつけのお店、女性とのエピソードなど多岐に渡ります。また実際お目当てのタレントやその関係者と繋がりを持つ方法も取引対象になっています。

 ただ、ほとんどは嘘の情報で、そうとは知らず相互フォローしてしまった相手から、金銭をだまし取られたり、マルチ商法の勧誘に遭ったり、卑猥な行為を求められるなどの被害報告も多くあがっています」(インフルエンサーマーケティング会社関係者談)

 ガレソ氏が情報アカウントについて投稿したのは11月22日だが、

《情ho垢まとめ系の人に取り上げられて話題になってるの草。Jに限った話じゃなくてどこの界隈でもいるのにね》

《情ho垢なんてむかーーーしからあったよ!ほんとか嘘かわからない内容のね!》

 と、旧ジャニーズファンにとっては以前から当然のように存在してきたようだ。また、旧ジャニーズに限った話ではなく、他のアイドルや歌手、お笑い芸人など人気のある人物のファンコミュニティーにも多く存在している。

 情報アカウントに接したことがあるというXユーザーからは、

《関西Jr.推してた時代に良く流れてきたなーマジで無視してたけど周りはよく買ってたっぽかった》

《これ昔からあって、嘘8割って感じだよ。副業紹介に流されたりそんなんばっかり》

《学生時代、片足突っ込んでたけど、紹介するから裸の写真を寄越せっていうおっさんとかなりすましとかばっかだったな》

 といった声があがっている。