「マネージャーさんから“死刑囚の役なので痩せてください”と言われて。13~14キロ体重を落としました」
A.B.C-Z・橋本良亮演じる死刑確定囚
WOWOWで放送・配信中の『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』で死刑確定囚の大渕秀行を演じているA.B.C-Zの橋本良亮。新人作家の小椋沙奈(倉科カナ)が18年前の“女子高校生両親殺害事件”をモチーフにした企画小説を出版社の編集者・橋本涼(桐谷健太)に持ち込むことから始まるストーリー。大渕は、当時付き合っていた女子高校生を洗脳し、両親を殺害させた罪で死刑に。小説を完成させるため、改めて事件について調べはじめた沙奈と橋本は、関係者の心の闇に引きずり込まれていく━。
「減量は、毎年、なにかしらのお仕事でやっているのでつらくなかったです。何をしたら3日後に痩せるとか、自分の身体のことはだいたいわかっている
ので。ただ、今回は準備期間が短かったので、摂取カロリーを少なくして、とにかく走って減量しました。走り込むと筋肉が落ちるので、一番効果が出るんです」
ドラマのプロデューサーから、2年前のA.B.C-Zのライブ写真を見せられ「このビジュアルにできますか?」と言われた。
「実際にライブ会場に来てくださっていたそうで、そのときの僕を見て今回のキャスティングを決めたと聞きました。期待に応えたい人なので、頑張りました」
“欠点のないきれいな顔”と形容されるほどの容姿で女性を魅了する大渕。彼の高校時代からホストとなり、死刑囚となった30代までを橋本は演じている。
「18歳から30代後半までをどう撮るのだろうと思ってスタッフの方に聞いたら、“橋本くんならできる”と言われて。スプレーで髪を黒くして、学ランを着た自分の姿を見たときに“いけるかも”と思えました(笑)。大渕を表現する“爽やかなイケメン”という言葉は、プレッシャーでしたね。僕にしかできないと思いながら演じましたが、どうなんでしょう」