主演映画『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』の試写会で「今回はいろいろなパターンのアクションシーンが詰め込まれています」と語っていたV6・岡田准一。ドラマ『SP』シリーズをきっかけに武術を始めた岡田。今では「世界中の格闘技の名前を言える」と語るほどの“格闘技オタク”でもあり、

「ジークンドーやカリの師範代の資格を持ち、初代タイガーマスクこと佐山聡が創始した格闘技『修斗』もマスター。さらに、居合やブラジリアン柔術にも取り組んでいます。大河ドラマの『軍師官兵衛』でも見せたように、時代劇の殺陣や所作も若手俳優の中ではナンバーワンといっていいでしょう」(スポーツ紙記者)

 聞き慣れない単語が並ぶが、例えば『ジークンドー』は、カンフーにレスリング、ボクシング、合気道、柔道などの多様な格闘技を取り入れた武術。岡田は昨年『日本振藩國術館』の認定インストラクターとなり、希望者に有料で指導することができる。

「身長は低いのですが、格闘技の腕前はプロとしても通用するレベル。指導料は1時間8000円だそうです」(芸能プロ関係者)

 芸能界では、ほかに品川祐(品川庄司)や最近破局が話題になった藤森慎吾(オリエンタルラジオ)も習っていて、ジャニーズでもブーム化の兆しが。演技派として知られる生田斗真や、なんと嵐の大野智も始めたという!

「岡田クンから、今後のためにも身体を鍛えたほうがいいという感じで誘われて始めたそうです。2~3人の指導者がジャニーズ本社にやってきて、指導しているそうですよ」(前出・芸能プロ関係者)

jonnys

 釣りやアートの創作が趣味の大野がアクション、さらには事務所内で練習とは意外だが、そこにはこんな事情が。

「そもそもジャニーズでは、格闘技でケガをしたり、顔に傷痕が残ったりしたら大変なので、本来、厳禁なんです。岡田クンは当初、自ら練習をする場所に通っていたのですが、それだと何かあったときにすぐに対処できないし、目立ちすぎてしまうということもあって、ジャニーズの本社内で練習するならいいだろうということに。今はジュニアたちの中にも“僕もやりたい”というコがいます」(前出・芸能プロ関係者)

 大野と岡田は、ジャニーズで同期。「フィクションだからこそ、アクションにリアリティーを」「地味な稽古が心の鍛錬にもなる」といった独特の美学に刺激を受けたのかも。

「岡田クンが直接、大野クンに指導することもあるかもしれませんね」(前出・芸能プロ関係者)