'11年に初開催、今年で6回目とすっかり恒例イベントになった『嵐のワクワク学校2016』。6月18日・19日に京セラドーム大阪で、25日・26日に東京ドームでそれぞれ3公演、計6回の“授業”に約25万人が出席した。
すべての研究発表が終わり、いよいよ近づく閉校の時間。すると松本潤からサプライズ。
「7月20日は『ともだちの日』です。今年はもっと多くの輪を広げられたらいいな、と思います。そこで今日はスペシャルゲストに来てもらいました。みんなで呼びましょう! ボクたちのともだち、くまモンです」
会場の「くまモーン!!」の大声援で登場した熊本県のPRマスコットキャラクター『くまモン』。
松本「くまモンのともだちは4月に震災にあってね。いま、みんなを元気づけているんだよね。みなさんも『ともだちの日』には熊本、大分のともだちに声をかけてください」
4月に起きた熊本地震で被害を受けた熊本県、大分県の被災者を気遣った松本。今回のチケットやグッズ売り上げの一部は寄付されるという。
「'11年の東日本大震災の影響による電力不足で、東京ドームコンサートの代わりに何かできないか、と開催されたのが『ワクワク学校』です。翌年には福島県や宮城県など被災地公演も実現。その“意義”はありましたが、年々色が薄れていったことも事実」(テレビ局関係者)
くしくも今年、熊本地震が起きたことによって、『ワクワク学校』もチャリティーとして原点回帰となった。
「開催から6年目、当時、小学校に上がった生徒は6年生になっています。来年は熊本県や大分県はもちろん、震災を忘れないためにも、東北地方でのチャリティー開催を期待したいですね」(前出・テレビ局関係者)