’18年度前期朝ドラ『半分、青い。』のヒロインを射止めた永野芽郁 撮影/渡邊智裕

「まだ実感がなくて……。なんでこうやって写真を撮っていただいているんだろう、という不思議な気持ちです」

 ’18年度前期朝ドラ『半分、青い。』のヒロインに、応募2366人の中から抜擢(ばってき)された17歳は、ヒロインオーディション初挑戦。見事、一発で大役を射止めた。

 永野芽郁(めい)は10歳から芸能活動を始め、一昨年の映画『俺物語!!』で、鈴木亮平演じる主人公がひと目惚れするヒロインを熱演。今年は主演作『ひるなかの流星』など映画5本が公開され、CMでも『カルピスウォーター』や、『UQモバイル』で深田恭子、多部未華子と姉妹役で出演するなど、若手女優の中でも注目株の存在だった。

 脚本の北川悦吏子とはヒロイン決定を告げられたときに会い、

「“鈴愛(すずめ)にピッタリ”と言ってくださったので、自信を持って頑張ろうと思っています」

 失敗してもめげずに立ち上がる人生を送るヒロイン・楡野(にれの)鈴愛の10代からアラフォーまでを演じる。自分の座右の銘も“七転び八起き”と明かし、

「鈴愛は前向きで明るく強い子で、人にすごく愛される存在。おっちょこちょいで“何やってんの?”とツッコミを入れたくなる部分は“素”の自分で演じられるかなと(笑)」

 放送は来年4月から始まるが、

「朝のひとつの習慣になっているドラマで、自分らしく、楽しく演じていければと思います!」