新木「現場は想像していたよりも、ずっとリアルなものでした。初療室のシーンでも、うしろにいる看護師さんたちがせわしなく動いていて。その動作やタイミングも、細かいところまで計算されているんです」
成田「セットも病院そのものなんですよ。先生もいるし、医療器具もそろってるし、もう何かあっても大丈夫(笑)!」
高視聴率をマーク中の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系 毎週月曜 夜9時~)の収録スタジオに潜入! 2階建てに組まれたセットは、手術室にロビーにナースステーション、エレベーターに階段……と超リアル。
そこではどのように撮影が進められ、どうドラマが生まれていくのか――。今シリーズよりフェロー(フライトドクター見習い)役としてキャストに加わった成田凌(23)と新木優子(23)を、撮影の合間に直撃インタビュー。
新木「私が演じるあかりは女子力が高くて。ヘアメイクに1時間ほどかかるので、現場に入るのはいちばん早いことが多いです」
成田「寝る時間も惜しんでね」
新木「どんなに激務が続いても、かわいさを守っていて。ヘアピンも何種類かあって、靴も女の子らしいものだったり“これだけは”っていう彼女なりのこだわりがあるんです」
成田「それに比べて、僕はこの寝癖ヘアですから。現場に向かう車内では、寝癖がつくように頭をシートに押しつけています(笑)」
1stも2ndもリアルタイムで見ていたという2人にとって『コード・ブルー』はまさに憧れの作品。
実際に“ドクターヘリ”にも乗ったと、興奮ぎみに語る。
新木「私がフェローの中でいちばん最初に乗らせていただいたんです。そのとき、比嘉(愛未)さんも一緒で」
成田「比嘉さんの安心感はとてつもないよね(笑)」
新木「うん。実はヘリ自体あまり揺れたりもしなくて。重みがあって、ずっしりとした乗り物のイメージがあったんですが、思っていたより“軽やか”でした」
成田「演出的にちょっと斜めに飛んだりすることがあるんです。そのときだけちょっと怖いかな。僕は昨日も乗ったんですけど、やっぱり緊張しますね。あの中で何人もの人を助けたり、助けられなかったり……。いろんな意味でパワーを感じます」
救命救急が舞台ということでシリアスな場面も多いが、撮影現場は和気あいあいとしているそう。
成田「ムードメーカーは浅利(陽介)さん。そこに戸田(恵梨香)さんや比嘉さんが加わると、どんなに暗いシーンでも合間は明るくいられるんです」
新木「この前なんて、戸田さんがビリビリ電流が流れるボールペンを買ってこられて」
成田「みんな、見事に引っかかりました(笑)」
「すごく可愛らしいなって…」距離感にドキッ♪
現場のまとまりは“即効あった”と2人。先輩たちには尊敬と憧れの眼差(まなざ)しを送っているが、同じフェロー役としてお互いのことはどう思ってる?
成田「僕的には仲よしだと思っています」
新木「仲はいいなって思います」
成田「“仲は”って……(笑)。あ、でも僕は可愛らしいなって思うことがあって」
新木「なにそれ(笑)」
成田「この前、すごいむくんだ顔で現場に来たでしょ。それがもう可愛らしくて」
新木「あのとき、夕方から撮影だったので、寝すぎちゃって(苦笑)」
成田「普段バタバタしていて、急に休んだらそうなるんだなって(笑)。でも、いつも休みいらないって言ってるよね」
新木「いや、欲しいです!(笑)」
灰谷先生は、これまで成田が演じてきたイケメン役とは全然がキャラクター異なる。
成田「楽しんでやってますよ、俳優なので! この髪型も結構気に入っています。この長すぎる前髪も1週間に1度は自分で切って調整していて。週刊女性さんの取材があると聞いたので、今日も切ってきました(笑)」
うれしい反響があったとか?
新木「ライターさんに“いつもは日曜が終わってしまうとつらいけど、今は月9が楽しみだから月曜日が待ち遠しい”って言ってもらえたんです。SNSでも“今日は横峯先生の髪型にしてみました!”ってファンの方に言っていただけて。そういった身近なところでも反響を感じられてうれしいです」
いよいよ放送も後半戦。今後、2人の恋の行方も気になる!
新木「どうなるんでしょう」
成田「僕はだいぶ前のめりなんですけど(笑)」
新木「そういったところも含めて、今後の展開を楽しみにしていただければと思います」