ダイエット成功者はお菓子を食べていた

お菓子を食べてダイエット中に息抜きをしよう!

 ダイエット中にお菓子を食べるなんてとんでもない!って思っていませんか。でも実際にユーザーにアンケートを行ってみると、ダイエット成功者でも意外なほどにお菓子を食べているということがわかりました。いい食生活を続けるためには、我慢のしすぎがかえってよくないのです。

 お菓子を食べ過ぎればカロリーオーバーになってしまいますが、適度に食べるだけならば、心に充足感が生まれるため、プラスの方向に働いてくれます。食べる量と内容に気をつけて、うまく息抜きをするほうがだんぜんお得なのです!

ダイエット中のお菓子の食べ方、6つのポイント

(1)1日150キロカロリー程度を目安にする

 お菓子などの間食は1日の摂取カロリーの10%くらいが適正です。通常ですと200キロカロリーくらいが目安でしょう。ただしダイエット成功者の平均は、1日150キロカロリーていどでした。ベストな体型を維持するためにはちょっと控えめにすることがポイントです。

 150キロカロリーくらいのお菓子には、つぎにあげるようなものがあります。

・板チョコ3分の1~4分の1(アーモンドチョコならば3粒くらい)

・クッキー2枚

・スナック菓子4分の1袋

・みたらし団子1本

・せんべい2枚

・水ようかん1個

当記事は「BUSINESSLIFE」(運営:ビジネスライフ)の提供記事です

 このほか、お菓子についているカロリー表示を参考に、食べるお菓子の種類と量を考えて食べるようにすると良いでしょう。

(2)太りにくい「ゴールデンタイム」に食べる

「ビーマルワン」という脂肪を溜め込む働きをするたんぱく質があります。「ビーマルワン」は、時間帯によって分泌量が変わります。分泌が一番少ない時間帯は10時から15時ころなので、食べたものをなるべく脂肪にかえないためには、このくらいの時間にお菓子を食べるのがベストです。「3時のおやつ」という習慣は、ダイエットにも効果的というわけなのです。

 反対に、ビーマルワンの分泌量が多くなる22時以降にお菓子を食べるのは避けるようにしましょう。食後、遅い時間のデザートはなるべく我慢して、次の日の楽しみにとっておくようにしてください。

(3)お菓子以外のもので代用するのもアリ

 ダイエット成功者は、栄養豊富なお菓子を選んだり、お菓子ではない甘いものを代用したりと、食べるものの選び方も上手です。たとえば次にあげるようなものを食べるようにすれば、おいしいうえに栄養もとれて一石二鳥となります。

・干しいも・甘栗

 最近、コンビニやスーパーで手軽に手に入るようになった干しいもや甘栗は、食べごたえが十分なわりにカロリーが低く、食物繊維が豊富な優秀食品です。

・寒天ゼリー・こんにゃくゼリー

 海藻からつくられる寒天や、こんにゃくいもからつくられるこんにゃくは食物繊維が豊富です。さらにゼリーはどれも比較的低カロリーですが、ゼラチンを使ったものより寒天ゼリーやこんにゃくゼリーのほうが、さらに低カロリーなので安心して食べることができます。最近ではどのコンビニにも寒天ゼリーがそろっているので利用してみてはいかがでしょうか。

甘みも噛み応えも満足なドライフルーツ

・ドライフルーツ・果物

 ドライフルーツは鉄分・カルシウム・食物繊維などの栄養も豊富に含む優れものです。甘味も強く歯ごたえもあるので満足感も得やすいでしょう。バナナやみかんなど、すぐに食べることのできる生の果物をおやつ代わりにするのもOKです。

・ヨーグルト

 乳製品のヨーグルトならば、不足しがちなカルシウムもとれて一石二鳥です。ダイエット中のおやつの定番でしょう。

(4)お菓子は飲み物と交互に口にする

 お菓子は飲み物と一緒に食べると、同じ量でも満足感がより高まります。お菓子をひと口食べたら飲み物をひと口、というふうにお菓子と飲み物を交互にとるようにすれば、少量のお菓子でも満足できるのです。

 冷たい飲み物よりも温かい飲み物のほうが、ゆっくりと時間をかけて飲むことができるのでおすすめです。コーヒーや紅茶、ハーブティーなど、香りも一緒に楽しめばリラックス効果も得られます。

 ただし、飲み物の当分には要注意。コーヒーはブラックで、カフェオレやミルクティーなども砂糖を入れずに飲むようにしてください。

(5)お菓子は「なんとなく」で食べない

 お菓子を我慢してストレスを溜めることはよくありません。とはいえ間食を「無意識の習慣」にはしないようにしましょう。とくに食べたいという欲求がないのに、いつも食べているからとなんとなくお菓子を食べてしまったならば、それはただの無駄なカロリーになってしまいます。

 お菓子は、食べたいという欲求を感じたときにだけに楽しむことが鉄則です。友だちや同僚からお土産のお菓子を配られたときも、そのときにとくに食べたいわけでないのならば、無理に食べずに食べたくなるまでとっておくのがベストな方法です。

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(6)お菓子を食べるのならば、心が満足するものを選ぼう

 低カロリーのお菓子で満足できればいいのですが、カロリー多めのケーキを食べたいときもあるでしょう。そんなときには思い切って食べてしまうのもひとつの方法です。我慢し続けても結局、最終的には耐えられなくなってしまう、暴飲暴食につながるといった場合が多いのです。それならば1,2週間に1回はケーキを食べて、ストレスを発散する方がよほどいいのです。

 またどうせ食べるのならば、自分がその時に一番食べたいケーキを選んでください。そこで無理をしてカロリーが控えめなケーキを選んだとしても、よい結果につながりません。心に不満が残る分、またすぐに好きなケーキが食べたくなってしまうでしょう。カロリーよりも心の満足感を重視して、お気に入りのケーキをひとつ食べてください。

 そして、ケーキをおいしく食べたならば、翌日から2、3日は間食を控えるようにします。そうすれば、ケーキで太ることはありません。

 何事も我慢するばかりでは息が詰まってしまいます。締めるところはきっちりと締め、その上で抜くところは抜くようにする。息抜きは、ダイエットの必須条件なのです。