元SMAP5人のメンバーが、それぞれの分野で再始動――。
退所した稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人は、これまで以上に個性を前面に出した活動で話題を集めている。
稲垣、草なぎ、香取の3人は11月2日午後9時からはインターネットテレビのAbema TVで、72時間にわたって放送される『72時間ホンネテレビ』に出演。
放送開始と同時にSNSをスタートさせ、今後は、“インスタグラマー香取“、“ブロガー稲垣”、“YouTuber草なぎ”として、新たな情報発信をしていくことも発表した。
残留した中居正広もMC業は順調で10月16日からスタートした『なかい君の学スイッチ』(TBS)も高視聴率で好発進。
一方の木村拓哉も来年春には嵐の二宮和也と共演した映画『検察側の罪人』が公開され、'19年にも長澤まさみとの初共演で話題の主演映画『マスカレード・ホテル』が公開される予定だという。
「木村は来年1月期のドラマ『BG~身辺警護人~(仮題)』(テレビ朝日系)に主演することも決まっていますし、俳優としてはやりがいのある作品が続いています」
そう話すのは芸能関係者だ。
これまで検事、ピアニスト、美容師、レーサー、内閣総理大臣、パイロット、脳科学者などさまざまな職業を演じてきた木村だが、今年1月に放送されたドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)では医師、『マスカレード・ホテル』では刑事、そして今度はボディーガードに挑戦するという。
「映画の撮影は11月上旬には終わる予定だそうですが、木村は長澤とのコンビが気に入ったようで、二人のシーンをもっと多くしたいと脚本の手直しを提案したそうです」(スポーツ紙記者)
順風満帆に見えるキムタクだが、ドラマの方は「ヒロイン役の人選が難航している」(テレビ局関係者)そうで、早くも波乱含みの様相を帯びているという。
「『A LIFE』でもヒロインがなかなか決まらず、結局、共演経験のある竹内結子に落ち着きました。キムタクの相手というからには、それなりの実力、人気、そして格が要求されます。
現在、名前が挙がっている女優は、柴咲コウ、石原さとみ、綾瀬はるか、高畑充希、広瀬すず、波留などです。ただスケジュール的なものと役柄のイメージ的にいずれも決め手に欠けるようでまだ難航しているようですね」(同)
キムタクドラマのヒロインといえば、『ロング・バケーション』の山口智子を筆頭に篠原涼子、松たか子、中山美穂、常盤貴子、深津絵里、柴咲コウ、竹内結子、北川景子、長谷川京子、綾瀬はるか……と、そうそうたる顔ぶれだ。
「キムタクドラマといえば、いい意味でも悪い意味でも注目されます。プレッシャーもかなりのものですから、なかなか手を挙げないのでしょう。今回は共演経験のある女優にきまりそうですが……」(スポーツ紙記者)
思い切って新人女優の大抜擢というのもありだが、果たしてサプライズはあるのだろうか?
<取材・文/小窪誠子>