シェアハウスに住む若い男女6人の共同生活に迫った人気リアリティバラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系列/Netflix/FOD)。番組初の海外シーズン「TERRACE HOUSE ALOHA STATE」(テラスハウス アロハ ステート)も、好評のうちに終了した。

 そのメンバーの中で、「ギルティ侍」というニックネームで注目を集めていたのが、ロサンゼルスが拠点の俳優、玉城大志(たまきたいし・30)さん。

 “死ぬほどの恋”をするためにテラスハウスのメンバーに加入したという彼が、ついに巡り合えた運命のお相手が、ハワイ在住でスパのレセプションとして働くChikako(ちかこ・28)さんだ。

 10代から20代半ばくらいが主流だったテラスハウスメンバーでは、「大人」ともいえるおふたり。実際、大志さんには修業期間をふまえた俳優としてのキャリア、Chikakoさんには離婚歴など、他のメンバーよりも人生経験もあった。そのため、歴代のテラスハウスのカップルでは異色ともいえる、落ち着いた雰囲気も醸し出す将来を見据えたカップルが誕生したということでも話題となった。

 今回、Chikakoさんが日本に一時帰国したということで、現在は日本で活動を再開している大志さんと、本邦初のカップルでの合同インタビューが実現!

 久しぶりの再会でアツアツなお二人に、今の気持ちから、将来の展望までを語ってもらった。

玉城大志(たまきたいし・30)さんとChikako(ちかこ・28)さん ※ラブラブのツーショットは写真ページで!

──テラスハウスの新メンバーとして、Chikakoさんが加入したのが半年前。お付き合いをして4か月が経ちましたが、今の気持ちは?

大志 僕はまだ、初めて会ったときのインパクトがまだ続いていますね。(Chikakoさんを見つめて)早く日本に帰ってきてよー。

Chikako 私は、そこまで好きではなかったかな(笑)。でも、最初から素敵な人だとは思っていました。好きだとか思う以上に、テラスハウスで始まる新しい生活に緊張していたので。(大志さんが出演してからの「テラスハウス」を)観ていなかったから、人となりも知らなかったけど、親しくなるにつれて、フィーリングが合う人だなと思いました。

「子どもも欲しいな」

──今回の「ハワイ編」のメンバーは、もともとアメリカ在住の人も多かったので、主張が強いメンバーが多かったようですね。

大志 それもありましたが、今回は僕が一番年上だったので、必然的に他のメンバーの面倒をみる立場にならなくてはいけなかったのが一番大変でしたね。買い出ししたりとか、イベントのときにみんなに声をかけて集める係だったりとか。「俺、これじゃあお父さんじゃん! “死ぬほどの恋”を探しに来たのに!」って(笑)。

 でも、待ったかいがありました。Chikakoちゃんに会えた。日本で育った者同士だから気質が合った、というより、日本に住んでいたとしても、彼女とはフィーリングがあったと思う。考え方や、人生の目標の立て方が。それと、やはりほかのメンバーより大人の落ち着きがあったところが魅力でもありましたね。それまで10代や20代の若い子ばかりだったから。

Chikako 私も20代だけど(苦笑)。私は「死ぬほどの恋がしたい」なんて気持ちにはまったくなれていなくて(笑)、自分をリセットしたくてテラスハウスに入ったので、また恋ができたという、この展開に自分が一番びっくりしていますね。

 私も、大志君とはとてもフィーリングが合うんです。他のメンバーは、自分より若いから大変だったということはないですが、心から意見交換ができたしよかったと思っています。いい仲間ができたなと思います。

大志 うん、今でもとても仲がいいですよ。でも、メンバーには僕がいつでも「Chikakoちゃん好き!」って言ってしまうから、そのたびに「大志君もういいから、分かってるから!」って止められるんですよね(笑)。

──今は遠距離恋愛ですね。今後の予定は?

Chikako はい、離れているのはとても寂しいです。でも、私はいまハワイで美容の学校に通っていて、エステの仕事を形にして、将来はお店を持ちたいと思っているし、頑張ります。ゆくゆくは、大志君とロサンゼルスに住んで、そこで仕事ができればいいなと思っています。

大志 僕は当分は日本で活動する予定です。俳優の仕事がメインではありますが、友人と洋服のブランドも立ち上げました。ある程度、実績ができたら、ロスにChikakoちゃんと拠点を移して活動したいですね。Chikakoちゃんのやりたい仕事もサポートしていきたいです。

──ズバリ、結婚は?

大志 もちろん僕は視野に入れています。子どもも、欲しいです。

Chikako 私も、結婚したいですね。子どもも欲しいな。

大志 二人で、カップルでのモデルの仕事もしたいです。あのカップルいいね、理想だな、といわれる存在になりたい。そのためには、自分たちもみんなのお手本になれるようにもっと高めないと。

 自由に夢にチャレンジしたい。お互い女性特有、男性特有のいい部分をもっと磨いて、魅力的になりたいね、と話しているんです。

「どうなるかわからないから…」

──カップルになってから知った、お互いのいいところを教えてください。

Chikako これ、いいところなのか微妙なんですけど。大志君て、すごくガチガチにまじめなイメージがあると思うんですよね。でも実際は、抜けているところが多いというか、ものすごく天然なんです。

大志 僕は人にそんな(まじめな)イメージを与えているって、全然思ってなかった! 抜けてるって思われていると思ってたけど(笑)。

 僕が思っているChikakoちゃんのいいところ、というか嬉しいところは、甘えてきてくれるところですね。付き合う前は一切なかったから。もともと僕は好きな人に甘えられるのも甘えるのも好きなので、本当に嬉しいです。

Chikako まだ(付き合って)4か月だから。どうなるかわからないから。お互いを大切にしないと(笑)。

──最後にメッセージをお願いします。

大志 応援してくださった皆さんにまず、「これからも見守ってください」と伝えたいです。あと、「諦めなければ夢は叶うから」って(笑)。今、僕のとなりにChikakoちゃんがいるのも、仕事を含めた人生へのモチベーションが高いのも、みなさんが応援してくれたおかげだと思っています。だから、いろんな形で僕とChikakoちゃんのことを報告していきたいです。

Chikako テラスハウスに入って、大志君と付き合うようになって、ものすごく実感しているのは、本当にみんなに支えてもらったおかげで今、自分が幸せなんだなということです。

 テラスハウスに入ることを賛成してくれた人たちがいて、私たちを見守ってくれてきた人たちがいて、大志君がいて。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。