友だちは今ごろ…と考えてしまうと落ち込むのが、クリぼっちあるあるですよね
 普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 男女のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

珠玉(?)のクリぼっちエピソード
まずは男性編!

 きらびやかなイルミネーションは心奪われる反面、落とす影は暗いもの。聖夜はある意味で残酷です。浮かれた男女がいちゃいちゃしている裏では、寂しい夜を過ごす、いわゆる“クリぼっち”の人たちも数多くいますから。

 そこでクリスマス直前に20〜30代の男女200人にアンケートを実施! 過去に経験した残念すぎるクリぼっちエピソードを集めてみました。まずは男性から!

【“非リア充”なおひとり様エピソード】

「彼女がいないクリスマスは実家に帰り家族とパーティーをしているが、帰ってくるたびに『今年はいないのか……』とため息つかれるのが、毎回心に刺さり気分が落ちている」(27歳・千葉県)

「ロフトプラスワンで『リア充お断り』なオールナイトイベントに参加したが、結局周りの誰とも会話せず寂しく帰宅した」(39歳・愛知県)

「周りはみんな彼女がいて、自分だけ一人でとても寂しくもあり悲しくもあり、お酒を飲みまくってさっさと寝たこと」(33歳・静岡県)

「昨年のクリスマスに不動産屋と1日かけて家探しをし、決まらずにそのままその他人の自宅でパーティに参加した。一人って身軽で楽しい」(29歳・埼玉県)

 彼女がいなければ必然的にひとりで過ごすことが多いわけですが、それなりに楽しんでいる人もいるみたい。そもそもいなければ諦めもつきますが、彼女がいる状態で迎えたクリスマスでも、こんな悲劇が……。

【恋が叶わなかった(?)エピソード】

「彼女を寝取られた」(27歳・愛知県)

「彼女と約束してケーキを買ったが、彼女がインフルエンザになったので、一人でケーキを食べた」(38歳・宮城県)

 聖夜のトラブルは悲劇の定番ですが、その場に直面すると寂しいに違いありません。

【こんな日もお仕事なエピソード】

「過去に、日付が変わるまで仕事を上司と二人だけでやっていて非常に疲れた思い出がある」(24歳・群馬県)

「バイト先の遊園地でカップルの喧嘩の仲裁をした」(33歳・千葉県)

 また、「一人でお菓子を食べながらクリスマスの特番を見ていた」(27歳男性・山口県)など、クリぼっちのお供は「明石家サンタ」が定番という人もいました。悲喜こもごものクリスマス、寂しい男性は残りわずかの期間に彼女探しに全力を傾ける人も多そうですね。

去年のクリスマスは楽しかったな…とか過去の恋愛をムダに思い返しちゃう。これもクリぼっちあるあるですね

聖夜のモヤモヤはケーキで払拭!?
続いて女性編!

 さて、男性のコメントではあまり見られず、女性側では多く見られた話題ってなんだと思います? それはケーキに関するエピソード! やっぱり甘いものって特別なんですね(笑)

【やけ食い!? ケーキについてのぼっちエピソード】

「クリスマスケーキをワンホール食べてみたことですね」(40歳・福岡県)

「彼氏と別れてすぐのクリスマス、 コンビニでケーキを買い泣きながら食べた」(35歳・東京都)

「有名な店の高めなケーキを1人で食べながら寂しく自宅で過ごした」(26歳・神奈川県)

「彼氏がいるつもりでケーキを2つ購入して、2つ食べた」(29歳・東京都)

「バイトしていたところで戴いた廃棄したケーキを、母と喧嘩していたので自暴自棄になって1ホール食べてしまった」(22歳・高知県)

「プチ贅沢にスイーツを買ってひとりでもお祝いしようと思ったれど、 スイーツにも嫌われたのか、食べる前にテーブルから落としてしまった。 “もう、何も私にはないのか”と思った」(32歳・大阪府)

 ホールで食べたり高価なケーキを買ってきたりと、気持ちは別として、ある意味贅沢なクリスマスを過ごしている人が多かった印象です。もちろん、恋にまつわるエピソードもありました。

【実らぬ思いのエピソード】

「職場で恋人がいない人ばかりが集まる“シングルベル”という鍋パーティに、当時片想いの人と一緒に参加。恋に発展すればと思った」(34歳・山口県)

「沖縄で働く美容師さんに片想いをしていたとき、ひとりで過ごすクリスマスは切なかった。“東京に遊びに行くね”の言葉を信じ、待ち続けていたが彼が来ることはなかった……」(29歳・千葉県)

「クリスマスにふられた」(21歳・山形県)

 そして、男女問わずクリスマスの夜でも仕事をしている人は多い模様。皆さんやっぱり殺気立ってます!

【クリスマス? 仕事です(キリッ!)なエピソード】

「仕事。仕事に行くために運転していると、前を走る車はこれからデートという感じの雰囲気でノロノロ運転でムカついた」(39歳・京都府)

「急な仕事でクリスマスの予定を変更せざるを得なくなり、知らない都市で一人のクリスマスを迎えた」(37歳・東京都)

「仕事だったので空しかった」(31歳・神奈川県)

「毎年クリスマスは仕事を入れられていたため、職場の人にハメられているのかと思っていました」(37歳・東京都)

 寄せられたクリぼっちエピソードの数は、女性が男性に比べて約2倍多い結果になりました。それだけ、女性はクリスマスに強い思い入れがあると言っていいでしょう。

 今年のクリスマスも、数々の残酷エピソードが生まれる予感。とはいえ、「ぼっち」と捉えるか「自由」と捉えるかは人それぞれ。カップルなんか気にしないマインドで、浮かれた雰囲気を楽しむくらいの余裕は欲しいところですよね。……まあ、そこが難しいんですけど!

<文 / 雛菊あんじ>