最近、何かと「面白い!」と話題なのがYOSHIKI。“アーティスト”なのに面白い、そのギャップがまた笑いを呼び、「笑えるアーティスト」が人気に。ということで、業界関係者に誰が面白いか聞いてきました。
愛される要因
まずは、今バラエティー番組に引っ張りだこのYOSHIKI。
「元日に出演した『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)がすごくよかったですね。間違えた人へのフォローを忘れないなど、“これぞ一流芸能人”な神対応。また、お菓子に何度も手をのばす姿が、“かわいい”と話題に。昨年12月に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)でも、“好きな定食”について話したり、笑いを誘っていました」(テレビ誌ライター)
ちなみに彼が好きな定食は、「魚がのってるようなもの」。
続いては『芸能人格付けチェック』でYOSHIKIと共演したGACKT。
「Kis-My-Ft2の北山宏光さんと中山優馬さんと組んだ、'16年のチーム戦の際は、“間違えたら、ジャニーさんには申し訳ないけどぶっ飛ばしますよ”と威圧し笑いを取りつつ、中山さんが不正解となると、“ヤバい、涙が出てきた”“心弱い、ボク……”と一転、弱気になるなど、その年の放送の話題を独占。もう『格付け~』は、GACKTさんがいなければ成立しない番組と言っていい」(同・テレビ誌ライター)
お笑い評論家のラリー遠田氏も、YOSHIKIとGACKTについて、
「いまの時代は、言葉尻をとらえられてすぐに炎上してしまうので、芸能人があまり過激なことが言えなかったり、変なキャラの人がいなくなっています。YOSHIKIさんやGACKTさんは、もともと変な人というか(笑)、浮世離れしているようなキャラ。そんな人がおちゃめな姿を見せたら、やっぱり見ちゃいますし、そこが愛される要因ではないでしょうか」
昨年末『紅白歌合戦』に初出場したエレファントカシマシの宮本浩次も面白い。
「ライブも激しいパフォーマンスで有名ですが、バラエティーでもそれは変わらず、こっちが不安になるくらい全力投球。そのぶん、ほかのメンバーはまったくしゃべらず、それもまた面白い」(制作会社関係者)
ラルク アン シエルのHYDEも気になる存在。昨年2月、トークアプリLINEが生配信している番組『さしめし』で赤西仁と共演。
「オススメの食事として、チェーン店『大阪王将』の天津飯をあげ、庶民派な素顔を見せました。赤西さんとブラジャー話で盛り上がるなど新たな一面が大反響を呼びました」(前出・テレビ誌ライター)
天然・関西弁・下ネタ!
続いて、森山直太朗。
「しゃべると案外、毒舌なんですよね。ラジオ番組では、下ネタがあったり、テレビでは見られないトークが聞けるので、ファンに人気が高いですね」(音楽ライター)
w-inds.の橘慶太のおしゃべりも注目されているようで、
「筋トレにハマって、ダンスが踊りづらくなるほどのめり込んでいるので、現場でも話しだしたら止まらない!」(前出・制作会社関係者)
天然系で笑いをとったのが、MISIA。バラエティーは昨年が初出演だった。
「6月に出演した『さんまのまんま』(フジテレビ系)では、天然ボケにツッコまれてましたね。1月19日に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演しましたが、予行練習をして臨んだそうです(笑)」(同・制作会社関係者)
平原綾香もまた、天然系で有名だ。
「昨年11月に『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演しました。金縛り中に首を絞められたというエピソードを話した後、マツコ・デラックスさんの手に触れ、“この手だ!”と話すなど、さすがのマツコさんも扱いに困った感じでしたね(笑)」(前出・テレビ誌ライター)
関西弁がより親しみやすさを誘うのは平井堅。
「バラードが多いので、あまりイメージがないですが、平井さんはしゃべると関西弁で、親しみやすい“気のいい兄ちゃん”なんですよね。ゲスト出演した『A-Studio』(TBS系)では、笑福亭鶴瓶さんとの掛け合いでその一面が出ましたね」(前出・制作会社関係者)
最後は斉藤和義。『ずっと好きだった』などのヒット曲で知られる彼が好きなトークは……。
「下ネタが多い。めちゃくちゃ多い(笑)。1月上旬に都内の音楽大学の学園祭に出演したんですが、スタッフが運営側に“この人、下ネタ言いますけど大丈夫ですか?”と、聞いたそうですよ(笑)」(スポーツ紙記者)
このなかに今年、バラエティーを席巻するアーティストがいるかも!?