ジャニーズやK-POPをはじめとした、日韓のアイドルの応援を日々の生きがいとし、気づいたらとある現場でトップヲタクになっていた<男子>大学生・あくにゃんのコラム。
イラスト/びーえいち

『24時間テレビ41』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーにSexy Zoneが抜てきされました。

 いやぁ~、おめでとうございます! ここに来て、初挑戦の彼らに任せるなんてナイスジャッジすぎますね。

 中島健人氏が、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の新レギュラーに決まるなど波に乗る彼らですが、ネットでは知名度や経験のなさから不安の声も上がっています。

 今回は、男子大学生から見たSexy Zoneの強みや良いところを見ていきたいと思います。

〈第十声〉
セクゾだけが持つ“史上最年少”の強み
~マリウス葉氏は3月で18歳~

 まずは、本当におめでとうございます!!!!

 私がジャニーズを本格的に追うようになって、初めてデビューしたグループが彼らなので、個人的に思い入れが強く大変うれしく思います。

 Sexy Zone(以下:セクゾ)は2011年にデビューした男性5人組によるユニットで

 その顔の美しさから「顔面人間国宝」とも称される佐藤勝利氏をはじめとし、

 握手会で靴が脱げてしまったファンに「大丈夫シンデレラ!?」って言っちゃう王子様・中島健人氏、

 髪の毛をピンクにしてみるなど見た目はチャラいながらも実は高学歴な菊池風磨氏、

 ドイツのハイデルベルク出身、そして史上最年少デビュー記録を持つマリウス葉氏、

 バラエティでは必ず爪痕を残しつつ、8か月かけてバク転を習得していた努力家・松島聡氏と、かなり個性豊かなメンバーがそろっています。

 また、グループ名が中国語表記だと、「性感地帯」になることがネットで話題にもなりましたが、デビュー当時かなりインパクトを与えるネーミングセンスでした。

 メンバーのマリウス葉氏は、現在まだ17歳ですが、24時間テレビのころには18歳になり働ける時間に制限がなくなるということで、満を持してのメインパーソナリティーに抜てきのようにも感じられます。

 セクゾは、意外とバラエティ対応がうまいと私は以前から感じていました。

 一時期、彼らがロケで好き放題する様子がネットで話題になった時、セクゾっておもしろいんだなぁとしみじみ感じました。

 年下組が、天真爛漫に騒ぐのではなく、中島健人氏、菊池風磨氏の年上2人が、年下組を困らせている様子がおもしろかったです。中でもマリウス葉氏の独特なテンポと天然具合、そして菊池風磨氏の機転の利き方は、ジャニーズでもトップレベルだと思います。

 今回のパーソナリティー発表の瞬間も、「スタッフってそういうリアクションほしいよなぁ」というようなリアクションをちゃんと菊池風磨氏がとっていたことから、番宣でバラエティに出演する際には、ハジけてくれるんじゃないかなぁ……とかなり期待しています。

 ほかにもマリウス葉氏の母親が宝塚歌劇団の出身だったり、菊池風磨氏の父親が嵐のデビュー曲を作詞していたり、興味関心を持たれるフックがあることは、バラエティでも使いやすそうです。

大人からも愛され上手な中島健人氏の存在

 前出の、中島健人氏が『ぐるぐるナインティナイン』の新レギュラーに抜てきされた件について、24時間テレビのためだと批判する記事も拝見しましたが、私は中島健人氏が1人で行った公演『Summer Paradise 2016#Honey♡Butterfly』の2016年8月24日17時の部を真っ先に思い出しました。

僕は先月、韓国の推しが出演する音楽番組を見るために現地のテレビ局へ3日間行ってきました!

 翌日に、この公演の一部が『PON!』(日本テレビ系)で放送されるということで、トークの大半が『PON!』についてでした。必死に番宣をしたり、番組側がVTRを作りやすいように、トークを、見に来ていた青木アナ(当番組を担当)に寄せたりと、サービス精神満載で、“いやぁ~これはスタッフから愛されるわぁ~”と強く感じました。彼が、普段から番組やスタッフの方を気遣っていることがとても伝わりました。

 そのこともあって、私的には同じ局の『ぐるぐるナインティナイン』に出演することに疑問は持ちませんでした。軽率に批判する記事は浅はかです。中島健人氏は約2年も前から日本テレビ側と関係性を作り上げています。

 また、ほかのグループにはなく、セクゾにしかない強みは「若さを再生産」できることです。

 昔はみんな小さかったのに大きくなったわねぇと思わせるHey! Say! JUMPとは違い、常に「あ、まだこんなに若い子がいるのね」と、成長の段階を示すことができます。

 その最たる例が、毎年年末に生放送される『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)です。

 年齢の関係で、この時間帯にマリウス葉氏は出演することができないため、いつもメンバーが歌い終わりで、見学に来ている彼のもとへ全速力で駆けつけます。私は「セクゾダッシュ」と呼んでいますが、2017‐2018のはかなりよかったです。

 あれはステージから見学席までが近すぎてもダメなんです。しっかりと距離があることで全力疾走感が出せるのですが、今年はその距離感もばっちりでした。駆けつける側の本気度も、駆けつけてからのわちゃわちゃも、何もかもが熱かったです。

 そして、あの映像を何気なく見ている一般視聴者は「仲良しだなぁ」と思うと同時に「あれ、まだこんなに若い子がいるのか」と思うはずです。

 この、常に"若い!"と思わせることは、セクゾにとっては武器になっていたと感じます。デビューしてから7年も経っていると感じさせません。

 最後に。

『24時間テレビ』という大役を彼らがどのように乗り切るのかすでに楽しみです。また、本人も言っていたように、本当に中島健人氏が「セクシーサンキュー」などを24時間封印するのかも楽しみにしています。

<プロフィール>

 

あくにゃん◎1995年生まれ。ジャニーズやK-POPをはじめとした、日韓のアイドルの応援が日々の生きがい。

日々のオタ活で感じたことを、独自の観点&独特な表現で言葉にするツイートも必見!

Twitter/ @akunyan621