お笑いコンビ、南海キャンディーズの山里亮太(40)との“不仲説”により、「番組から途中降板か?」と噂されている女性アナウンサーがいる。TBSラジオで月~金曜日の午後1時から放送されているラジオ番組『たまむすび』で、火曜日に山里と共演している、元TBSでフリーの海保知里アナウンサー(42)のことだ。
この“不仲説”は以前から番組リスナーの間でささやかれている。なにしろ番組中の山里と海保アナの会話が、まったく噛み合っていないのだ。たとえば、トーク中に山里がボケをくり出しても、海保アナはそれに気づかないのか、フォローするどころか話題を変え、自分の話を一生懸命してしまうのである。
そんな二人の関係が、思わぬ人物によって指摘されてしまう。山里がラジオパーソナリティとして憧れている“ラジオの怪人”お笑いタレントの伊集院光(50)が、1月29日深夜放送のラジオ番組『JUNK 伊集院光深夜の馬鹿力』(同局)で「山ちゃん(山里)のボケのパンチ、まったく当たらないまま、(海保アナが)正しいことを言う感じ」と、二人の間で意思の疎通ができていないことを指摘したのだ。
伊集院光の指摘に山里も慌てた!
この放送を聞いていた山里は、2日後に放送されたラジオ番組『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(同局)で、海保アナとの関係性が伊集院にバレていることについて、震え上がるほど恥ずかしいと告白。「これを機に直さなきゃ。俺が子どもだなって。ちゃんとしなきゃって思ってる」と、「なんか伝わらない」と不満に思っているだけではダメだと反省していた。
一方、海保アナも意思疎通のために努力しているようだ。昨年4月から『たまむすび』火曜コンビを山里と組むにあたり、山里の著書を読み、出演しているラジオやテレビをチェックするなど、山里を理解しようとしていた。また、子育てと仕事で忙しい合間に、時間を作って山里のお笑いライブ会場に出かけているという。
そして、そんな矢先に飛び込んできたのが、産休育休で番組を離脱していた本来の番組パーソナリティである赤江珠緒アナウンサー(43)が、4月から『たまむすび』に復帰するというニュースだ。
復帰まではわずか2か月弱。海保アナの途中降板はなくなり、4月で円満交代すると見ていいだろう。残る時間は短いが、山里には残った時間で海保アナに歩み寄り、海保アナが1年間守り続けた番組パーソナリティのタスキを、胸を張って赤江アナに渡させてほしいものだ。(ラジオライター・坂上五郎)