すみれ 撮影/高梨俊浩

「アメリカの撮影現場は、みんなが素直に思ったことを言い合える関係だからこそ、スタッフ間で少しケンカみたいになることもあって。本気でいいものを作ろうとしている“嘘のない現場”だなって私は感じたんです

 今年で90回目を迎えるアカデミー賞授賞式のレッドカーペット・レポーターに、すみれ(27)が大抜擢!! 歌手、そして女優として活躍する彼女だからこそ、“憧れの場所”への思いは一層強い。

「やっぱりいつかは自分も主演作を抱えて、いまスターの方々がいらっしゃる側に行きたいなと。そして賞をとったときに“昔は私も取材させていただいていた立場で。だから、誰でもここまで来れるチャンスがあるんだよ!!”ってメッセージを伝えたいです」

 もともと“大の映画好き”と語るほど、映画は彼女にとって日常生活の一部のような存在なんだとか。

「小さいころから、毎年クリスマスには『ホワイト・クリスマス』(1954年製作)を家族で見るのが恒例で。母の影響で、古い作品もよく見ますね。普段も映画を流しながらお料理をしたり、ご飯を食べたり、友達と話したりしていて」

 昨年全米で公開された映画『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』では、念願のハリウッドデビューを果たし、女優としてのステップを確実にのぼっている。

「私は普段から、自分の役に“似合いそうだな”って音楽を探して、プレイリストを作るんです。昔からミュージカルをやっていたこともあって、音楽があったほうが役に入り込みやすいので、よく爆音で聴いてイメトレをしています(笑)」

<出演情報>
『生中継!第90回アカデミー賞授賞式』
(WOWOW/3月5日(月)午前8時30分~生中継【同時通訳】、同日夜9時~【字幕放送】)