ユチョン(31)が、除隊後初、約3年ぶりのファンミーティング『2018 PARK YUCHUN FANMEETING & MINI CONCERT IN JAPAN '再会 remember the memories'』を開催。
「昨日はいっぱい泣いたから、今日は思いきり笑ったほうがいいなと思って。昨日、子どもみたいに泣いたんですよ」
と、変わらぬ流暢な日本語で笑顔を見せる。アーティスト、俳優として日本でも多くの人に愛される彼の、2日間で約2万人が集まったイベントの最終公演をキーワードでレポート。久々のイベントでマイクを忘れて話してしまう(前日は、距離感がつかめずマイクに歯をぶつける)キュートな姿と、涙の告白。
そして、心揺さぶる歌声(ライブの定番「楽しむ準備OK?」のかけ声も)。あらためて彼の魅力に触れ「やっぱり大好き」と、ときめいた2時間になった。
■ファンからのお願い
ファンのリクエストに応え、希望の言葉をユチョンが言ってくれるコーナーでは、“お誕生日おめでとう”“10キロやせたら温泉に行って、一緒にお風呂に入ろう”のお願いが。
カメラ目線で、それぞれに応えると会場から歓声が上がる。“誕生日”“温泉”にまつわるエピソードを聞かれ
「これからの誕生日が記憶に残ってほしい。これからが大事だから」「温泉大好きです。露天風呂とか気持ちよくて、落ち着きます。(旅館の浴衣を着る? に)あれも浴衣って言うんですか?」と、驚いた表情。
さらに、主演ドラマ『屋根部屋のプリンス』の1シーンで、ユチョン演じる皇太子が言う「オ・ム・ラ・イ・ス」を当時を思い起こしながら再現。口をとがらせながら“ス”を発音し「こんな感じでいいですか?」と客席に確認。
続く、ドラマ『会いたい』のセリフで「トッポッキ スンデ サイダー」のそれぞれの単語のあとに“チュ”とキス顔を入れ、テレながらも再現すると会場は大盛り上がり。
「正直、30代になったら、こういうのやらないでいいと思ってたんですが……。みなさん変わらないですね(笑)」と、うれしそうな笑顔。
■抜群のトークセンス
「全員、見えますよ。(会場からの“え~”に)どういう意味ですか? (みなさん)スッピンじゃないでしょ(笑)。かわいいです。相変わらずキレイだし、年もとっていない(笑)」
と、会場を沸かせる。初日のイベント前夜は1時間しか眠れなかったというユチョン。イベント後にどれだけ眠れたかを聞かれると、
「(夜)1時くらいに寝て、9時に起きました。よく眠れました。(会場から拍手が起きると)これ、うれしいことですか?(笑)」。
そのあとのコーナーで、前日にファンと再会できたことで「本当に久しぶりに眠れたんです。ありがとうございます」と感謝を。
■ひまわりの約束
「今日は泣かないよ」。
大歓声の中、登場してすぐに歌った秦基博の『ひまわりの約束』の間奏でそう語ったユチョン。約3年前の入隊前ファンミのアンコールで披露した特別な曲を、イベント初日は涙で歌えなかったそう。
思いを込めて歌い上げるユチョンを見守る多くのファンの手には、ひまわりの花と赤いペンライトが揺れる。その後のトークでは、
「すごく緊張しました。緊張というより怖い気持ち。みなさんが怖いという意味じゃなくて、ステージがね(笑)」
と、素直に心境を語った。
■新しく始まる思い出の1ページ
会場が暗転し、ライトで照らされたステージのスクリーンには、ユチョンからの手紙が。
《長い間、待っていてくれてありがとうございます。久しぶりにみなさんにお会いできると思うと、ドキドキして緊張して、心のどこかで心配もありました。今まで、さまざまなことで心配をおかけして、申し訳ない気持ちがあまりにも大きいです。
1日のイベントで、心配してくださっていた方への気持ちを伝えきれるとは思っていません。ただ、今日という日が僕たちの新しく始まる思い出の1ページになることを祈っています》
■再会のための準備
ファンがふせんに書いたメッセージに目を通していくコーナーで、今日何を食べたかの話題に。この再会のためにダイエットをしていたというユチョン。
「何も食べてないです。1日1食って決めているから。(イベント後に)何が食べたいかな。え~、あ~っ(悩んで即答できない)。1食を本当に考えて食べるんです。あれ、食べたいな。ウニがごはんの上にうわ~って。あぁ、おいしそう。想像しました(笑)。日本のウニって最高!」。
また、今回のために作詞・作曲した『再会』と『いばらの道』について、
「言いたいことがいっぱいあるのに、(歌詞として入れられる)限界があるから」
と苦労を語った自作の『君と春の日』の日本語バージョンも初披露。
■道は必ずあるから
ファンからのメッセージコーナーで、ある1枚を見つけると力強く読み上げる「“道は必ずあるから”。ありがとうございます」。
今後、俳優として挑戦したい役については、
「『ゼルダの伝説』! 大好きなゲームなんです。日本って(ゲームが原作の)ドラマや映画があるじゃないですか。(外科医は? の質問に)血が怖いから、ダメ。小児科医はやってみたい。あと、『深夜食堂』は、本当に大好きなので挑戦してみたいです」
■本当の気持ち
「みなさんと話をするのがいちばん楽しい。昨日、寝る前に何を話そうか考えていて、本当の気持ちを伝えるのがいちばんだと思って」
と、語りはじめたユチョン。
「こうして、みなさんと会って、やりたいことより、やってあげたいことがいっぱいあると思いました」
■伝えたい言葉
イベント後半には、ユチョンから、
「みなさんがいるから僕がいる意味をはっきりわかっています。これからは、みなさん以外、誰もいないから! 3年間、ずっと会いたかったんです。昔は、みなさんに“愛しています”と言うのが難しかった。でも、ちゃんと表現しないと伝わらないから。隠すことがない関係になりたい。みなさん、愛しています」。
そう語ったイベント終了後、会場の出口で自らファン全員を見送った。
■日本
「昨日と今日は、本当に夢みたいな感じで。(ホールツアーが始まる)5月までどうやって待てばいいんだろう。また、日本に住みたいなと思って。“ちゃんと日本で活動したらどうですか”と話しているんです」
と、名残惜しそうに語ったユチョン。この2日間のイベントでは伝えられなかった思いを届ける全国7都市でのホールツアーが開催決定!
『2018 PARK YUCHUN FANMEETING & MINI CONCERT HALL TOUR '再会' 2nd Story』。5月6日の東京・オリンパスホール八王子からスタート。イベント終了後には、本人がお見送りを。
詳細は、JYJ公式サイトhttp://www.jyjjapan.jp/