ジュノ(2PM) 撮影/KyungpyoKim(STUDIODAUN)

 グループ、ソロで熱い声援を集めるアーティストのジュノ(2PM)が、“俳優”として『ただ愛する仲』でドラマ初主演を飾る。

「熱望されたのかはわかりませんが(笑)、いちばん最初にプロポーズを受けたようだったので、それだけでもうれしかったです

 大きな傷を抱えた主人公のガンドゥは、ジュノが主演することをイメージして書かれた台本だからか、どこか役柄というより本人を見ているようでも。例えば、アイスが大好きなところ。

「脚本家さんが知っていて書いたのかな? と思うくらい、アイスを食べるシーンが多かったんです。食べるのはいいんですけど、苦労で疲れ切っているガンドゥを演じるためにダイエットをしていたので大変でした(笑)。彼の甘い物好きは、これまで苦い経験ばかりしてきたからなんです」

 物語は、以前、同じ事故に遭っていたガンドゥとヒロインのムンス(ウォン・ジナ)がお互いの過去を知らずに偶然出会うことから始まる。先に、好意を持ったことを伝えるのはムンス。

隠すよりはいいですよね。男性でも女性でも、自分の気持ちに素直になれるっていい。僕自身も、人間関係において、とても正直なタイプ。たまに、正直すぎるかもしれないって思うことも(笑)

 そう言って、笑顔を見せるジュノ。劇中、ぶっきらぼうなガンドゥが、同じような笑顔を見せる人物が、薬売りのおばあさん。

「大女優のナ・ムニさんと共演できたことで、僕はガンドゥでいられたように思っています。僕自身もおばあちゃんが大好き。いまは、忙しくてなかなか会えないので、電話だけはするようにしています。おばあちゃんだけじゃなく、親戚のみんなが今回のドラマを号泣しながら見てくれていたようで“ガンドゥが、かわいそうすぎる”って。

 家族のような2PMのメンバーは、それぞれスケジュールがあって見る時間がなかったんじゃないかな。でも、ウヨンは、ドラマの撮影をしていた釜山出身なのでトックク(正月に食べる餅入りのスープ)のケータリングカーを手配してくれたんです。メンバーとはお互いに愛し合っているけれど、すべてを“ただ愛する仲”ではないので(笑)」

<出演情報>
『ただ愛する仲』
CSの衛星劇場にて3月22日(毎週木曜、夜11時~)より日本初放送スタート