『半分、青い。』ヒロインの永野芽郁 (c)NHK

 いよいよ4月2日(月)から、新しい朝ドラ『半分、青い。』が始まる。なんと今回は、ヒロインがお母さんのおなかの中にいる胎児からのスタートと、出だしから気になっちゃうこと間違いナシ!

■ヒロイン・楡野鈴愛(にれのすずめ)役の永野芽郁(めい)ってどんな子?

 1999年9月24日生まれの18歳。2366人の中からオーディションで選ばれ、今回が朝ドラ初出演となるシンデレラガール。2009年に映画デビューし、2015年には映画『俺物語!!』でオーディションを勝ち抜き、ヒロイン役に。また、2016年にはドラマ『こえ恋』で初主演。映画にドラマに引っ張りだこの彼女が、満を持して朝ドラに挑む!

■そもそも『半分、青い。』の意味って?

 ヒロイン・鈴愛は小学3年生のときに病気で左耳の聴力を失ってしまう。しかし悲観することなく、雨音が片側からしか聞こえないことを面白がり、雨上がりの青空を見上げて“半分、青い”とつぶやく、ユニークな彼女の感性を表したタイトルなんだとか。

■どんな朝ドラ?

『愛していると言ってくれ』や『ロングバケーション』などを手がけ、“恋愛ドラマの神様”の異名をとる北川悦吏子のオリジナル脚本! 勝田夏子チーフプロデューサーも自信満々に、

新しい朝ドラができました。新しさと懐かしさ、喜びと悲しみ、おかしみと切なさが、半々ずつ混ざり合ったドラマです。ヒロイン・鈴愛が七転び八起きで駆け抜ける半年間、どうぞご期待ください!」

1話に律(佐藤健)が登場し、視聴者の目もハートに!? (c)NHK

■どんなお話?

 1971年、岐阜の小さな田舎町で食堂を営む楡野晴と宇太郎夫婦のもとに元気な女の子、鈴愛が生まれる。そして同じ日に同じ病院で、写真館を営む萩尾和子と弥一夫婦の間にも、律という男の子が生まれた。2人は生まれたときからそばにいて、お互いにとっても特別な存在となっていく。

 やがて鈴愛は天真爛漫(てんしんらんまん)な少女、律はクールだが心優しい少年へと成長していくが、やんちゃざかりの小学3年生のとき、鈴愛は病気で左耳の聴力を失ってしまうことに……。しかし持ち前の明るさ、そして支えてくれる家族や律のおかげもあり、彼女はやがて“漫画家”という夢を目指し、バブル真っただ中の東京へ上京するーー。

小すずめちゃん&小りつくんにインタビュー!

 ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)と幼なじみ・萩尾律(佐藤健)の幼少期を、それぞれ矢崎由紗(ゆさ)ちゃん(9)と高村佳偉人(かいと)くん(11)が演じる。2人にとって初めての朝ドラ出演だけど。

高村佳偉人くん(写真上)、矢崎由紗ちゃん(写真下) 撮影/伊藤和幸

由紗学校の友達に、“出るよ!”って言っても、全然信じてもらえなくて」

佳偉人「本当? 僕は信じてもらえたよ」

由紗「えー! 私は“うそつきは泥棒の始まりだよ”とか言われたのに……(笑)

 永野と佐藤の2人に、実際に会ってみた印象は?

由紗とっても優しいお姉さんで、よく“鈴愛ちゃ~ん”って私のことをギューッてしてくれるんです。スタッフさんからもよく顔が似てるって言われたり(笑)。食べ物の趣味も似ていて、実は私も永野さんもナムルが大好物なんです!」

佳偉人「僕は、佐藤さんから“高村くんたちの演技を見てその上に乗せていく感じで僕らもやっていくね”って言ってもらえて、とってもうれしかったのを覚えています」

 岐阜での撮影も思い出がいっぱい!

由紗「分厚いベーコンとか、栗とか、五平餅とかとにかく全部が美味しかったです」

佳偉人「みんなで撮影の合間にトランプしたり、じゃんけんしたり、すごい楽しかったよね」

由紗「ね! あとは糸電話!」

佳偉人「そうそう。撮影で使った100メートルの糸電話は初めて見たからビックリしちゃった

由紗「もし本当に100メートルの糸電話なんかしたら怒られちゃいそうだよね(笑)」