'17年の『M-1グランプリ』で優勝し、一躍、人気者となったとろサーモン。ボケの久保田かずのぶとツッコミの村田秀亮からなる漫才コンビで、特に久保田の歯に衣着せぬ過激な発言が、“クズ”キャラとして定着し、バラエティー番組に引っぱりだこだ。
「週末は営業やライブを何本もかけ持ち状態で、2人とも疲れがたまっているはず。久保田さんは顔色が悪いように見えます」(芸能プロ関係者)
久保田が“クズのほう”と呼ばれるワケは、テレビ上のキャラだけではないという。
「私生活でも合コンで出会った女性の容姿をラップで否定したり、ツイッターで他人になりすまして相方の悪口を言ったり。芸人仲間たちは“久保田はおかしい”と口をそろえます」(同・芸能プロ関係者)
これだけ奔放なイメージを持つ彼だが、実はメンタルがかなり弱いそうで、最近も精神的に追い込まれて、とある問題を起こしたという。
「ビッシリ埋まったスケジュール、そして“失敗できない”という仕事のプレッシャーに押しつぶされてしまい、番組の打ち合わせを3月に入って何回か無断欠席したんです。関係者は“大事な時期なのに大丈夫?”と心配しています」(テレビ局関係者)
所属事務所に確認すると、
「取材や番組はほかの芸人よりも入念に打ち合わせをするタイプなので、そのようなことはいっさいございません」
と言うのだが、過去にはディレクターにクレームをつけて日本テレビを出禁になるという女性誌の報道もあった。
さらに先日、テレビ番組で自宅を公開したのだが、そこでもナイーブさが浮き彫りに。
「部屋には、4年前に自分で描いたという絵が飾られていました。その絵には無数の顔が描かれており、しかも笑った顔がひとつもない。仕事がなくて精神的に不安定になっていたときなのかもしれませんが、彼のメンタルの弱さが表れています」(放送作家)
真偽を確かめるべく、仕事終わりの久保田を直撃した。
─仕事の打ち合わせを無断で何本も欠席したとか?
「え!? 知らないですよ」
驚いた様子だが、ギロリとにらみつける目だけは鋭い。
─スタッフさんたちも心配していますよ。
「何なん!? どういうこと!?」
声を荒らげながら、彼はおもむろにスマホを取り出し、
「僕、撮りますよ。全部」
と記者とカメラマンを動画で撮影し始めた。
─繰り返しになりますが、打ち合わせを……。
「全部、行ってるよ!」
と待たせていたタクシーに乗り込み、去っていった。
あくまで打ち合わせには出ていると主張する久保田だが、彼のメンタルの弱さを物語るこんなエピソードがある。
「番組の司会者がうまく久保田さんを回せる人なら生き生きとしていますが、はまらないと途端によさを発揮できないことも。露骨に目が泳ぎ、おとなしくなってしまいます」(前出・テレビ局関係者)
繊細すぎるがゆえの過剰な反応─。いっそのこと“いい人キャラ”で売っていけばストレスもなくなる!?