どこか憎めないちょっぴりおマヌケな風貌と芸風で芸能界に“ひょっこり”現れ、ドラマやCMにも引っ張りだこのピン芸人・ひょっこりはん(30)。
のほほんとした芸風とは裏腹(?)に、実は早稲田大学を卒業したインテリ芸人!
「みなさんが思っている高学歴のイメージのようなポテンシャルはないので、期待には応えられないかと……。だから、こういう芸風のわりには意外と知識あるのね、ぐらいの温かい目で見ていただければ(笑)」
実はお笑いの道に飛び込んだのも、早稲田大学の入学がキッカケなんだとか。
「僕は2浪で入学したのですが、先に早稲田に入っていた同級生がお笑いサークルに入っていて誘われたんです。マスコミの仕事に興味があったので、お笑いの世界をのぞいてみようかなぐらいの気持ちでした」
同期はおばたのお兄さん
大学卒業後、関西(滋賀県)出身者には最も身近だったというよしもとのお笑い養成所(NSC)に入学。同期である、おばたのお兄さんには刺激をもらったそうだ。
「おばたも僕も最初はコンビで活動していて、解散したのも同時期なんです。おばたはピンになってすぐに仕事が増えたので、負けていられないなと思いました」
コンビ時代は正統派漫才でツッコミを担当。しかし当時は相方がリードしてネタなどを作っていたため、やりたいことができていないことに葛藤もあったようす。
「自分のよさを生かせるのは何だろうと考えた結果、やっぱりこの特徴的な顔を前面に打ち出したほうがいいなって(笑)。だから今の芸風と芸名はけっこうすぐに思いついたんですよ」
『おもしろ荘』出演後はオファーが殺到! またアイドルや俳優たちがSNSで“ひょっこり”ショットを載せるのもブームに。
「こんな有名な方たちにも届いているんだと思うと不思議な気持ちですね。誰でも簡単にまねできるので、読者のみなさんもぜひ1度、ひょっこりしてみてねー!」