人気俳優がズラリ勢揃い!
…でも、実際イマイチに思う人も!?
チャンネルを回す手を止めて見入ってしまうイケメンって、やっぱりいますよね? ……でも誰でも良いというわけじゃなく、そのままスルーしちゃうイケメンも少なくないハズ。興味がない対象のなかには、「なんでこの人がイケメンって言われてるんだろう?」と、理解に苦しむケースだってあります。
そこで20〜30代の女性200人を対象にアンケート調査をしてみました!(協力:アイリサーチ)
イケメンと言われているけど、ぶっちゃけちっともそう思わない俳優って!?
■実際はイケメンじゃないと思うイケメンランキング
(全30人の中から当てはまると思う人をすべて選択)
1位 綾野剛 39.5%
2位 菅田将暉 26.0%
3位 窪田正孝 25.5%
3位 高橋一生 25.5%
5位 勝地涼 25.0%
6位 小栗旬 23.5%
7位 桐谷健太 21.5%
8位 野村周平 19.5%
8位 山田孝之 19.5%
8位 本郷奏多 19.5%
11位 神木隆之介 18.0%
12位 坂口健太郎 17.5%
13位 成田凌 16.5%
14位 間宮祥太朗 15.5%
15位 斎藤工 15.0%
16位 岩田剛典 14.5%
17位 竹内涼真 13.0%
18位 志尊淳 12.5%
19位 千葉雄大 12.0%
20位 高良健吾 10.5%
当代を代表するイケメン俳優がズラリと並びましたが、ダントツで1位となったのが、ご存じ綾野剛! シャープな塩顔と印象的な目つきが特徴的で、演技の幅も広いことでも人気の俳優です。けど、確かに“わかりやすい美形”じゃありませんよね。
塩顔に続いては菅田将暉に窪田正孝と、ちょっと濃いめの顔が続きます。つまり顔の傾向で「イケメンかどうかが決まる」とは言えなさそうです。
また同率3位には、最近ブレイクした高橋一生。“旬である”ということが、無条件にイケメンという評価に繋がるというわけではなさそうですね。
これらの顔ぶれを見ていくと、確かに目鼻立ちが整った眉目秀麗な俳優ばかりではない印象です。にもかかわらず彼らが一般的にはイケメンという評価を受けているのは、顔ばかりではなく、スタイルや身長、声や醸し出す印象といった“雰囲気”によるところが大きいと言えるでしょう。
つまり、ここで上位にランクインしている名前は“雰囲気イケメン”と呼ばれるジャンルといえそう。
裏を返せば、誰もが美形と評価できる人であっても好き嫌いは十人十色ということ。その意味では、イケメンかどうかは「やっぱり顔だけじゃない!」ということを、追記しておきます(フォローとして)。
イケメン=顔だけじゃない!
男の評価は総合力で分かれる!!
それでは具体的に、彼らを見て「イケメンじゃない」と思う理由はどんなものなのでしょうか? 「顔がイケてないから」というと元も子もないですが、掘り下げて見て行けば、イケメンとブサメンを分かつ何かが見えてくるかも?
【1位 綾野剛】
「雰囲気やスタイル、演技の上手さでかっこよくみえていると思うから」(29歳・岐阜県)
「目が細い。愛想ない」(34歳・愛媛県)
「整ってはない」(39歳・愛知県)
「味はあるがバランスが悪いと思う」(31歳・千葉県)
「あの雰囲気、性格、演技力込みのイケメンであって綾野剛似の男友達紹介するよ! は絶対に不細工。あの顔は綾野剛だからイケメンなだけであって、一般人ならほぼほぼ不細工」(28歳・新潟県)
【2位 菅田将暉】
「どこが国宝級なのか全くわからない」(27歳・岡山県)
「顔がむくんでいるように見える」(28歳・徳島県)
「顔に癖がありすぎると思う。鬼ちゃんはかっこいいけれども」(25歳・兵庫県)
「髪型がいつもへん」(39歳・大阪府)
「ザ・雰囲気イケメン」(32歳・東京都)
【3位 窪田正孝】
「人間性はどうか分からないけど、単純に顔だけ見るなら、決してイケメンには見えないと思う」(38歳・熊本県)
「なんか不健康な顔色だし、病的な感じかな。 健康的ではないからイケてはない」(36歳・大阪府)
「テレビを見ててかっこいいと思ったことがない。 笑った顔が崩れてしまっていてもったいない」(28歳・兵庫県)
「特に整った顔だとは思わないから」(26歳・愛知県)
【3位 高橋一生】
「好みじゃないから。なんでこんなに人気があるのかわからない」(24歳・
青森県)
「どうしてちやほやされているのかわからないくらい、これっぽっちもかっこいいとは思えない」(35歳・熊本県)
「一番苦手な顔」(21歳・岐阜県)
「メディアが言っているだけだと思う」(29歳・新潟県)
【5位 勝地涼】
「プロミスのCMをみていて、あんまり見た目イケメンにみえないため」(27歳・東京都)
「その辺にいそう」(32歳・滋賀県)
「かっこいいと思ったことがない」(23歳・東京都)
【6位 小栗旬】
「何年も前からイケメンと騒がれているが、一度もイケメンだと思ったことがないので」(30歳・神奈川県)
「顔だけでみるとゴリラっぽいから」(32歳・山口県)
「顔にインパクトがなく薄い」(38歳・大阪府)
「身長が高くてスタイルが良いだけで、顔は普通だと思うから」(29歳・山形県)
【7位 桐谷健太】
「しゃくれてる。舌足らずなしゃべりかた」(28歳・兵庫県)
「彫りが深くてイケメンそうに見えるが、それでごまかされている感じがするから」(27歳・長崎県)
「カッコいいよりも、親しみがあるという感覚が強いから」(35歳・兵庫県)
【8位 野村周平】
「性格も相まって三枚目」(21歳・神奈川県)
「ストリート感が強い」(26歳・茨城県)
「遅刻癖もあってなんか好きにはなれない。 顔も好みではない」(32歳・宮城県)
【8位 山田孝之】
「顔が濃すぎる」(32歳・千葉県)
「髭の印象が強い」(32歳・北海道)
「ワイルドすぎる」(37歳・東京都)
【10位 本郷奏多】
「細くて色白で女みたい」(33歳・神奈川県)
「パーツが不揃いな感じがする」(28歳・栃木県)
「癖が強い」(35歳・千葉県)
ここに載せていないコメントも含め、一番目についたのが、“雰囲気イケメン”というキーワードでした。“なんとなくかっこいい”というのは、見る人の美的センスによって評価がわかれるところなのでしょう。
「顔が好みじゃない」という意見もさることながら、「顔はいいけど性格が……」「しゃべりが……」など、せっかくの美形であってもネガティブな要素によって、いとも簡単に評価が変わるといえそう。
こんなことからも、イケメンかどうかを決めるのはやはり“総合力”といえそうです。昔と比べて好みの多様化した現代では、いろんなイケメンのニーズがあるということなのでしょう。あ、もちろん男性のみならず、女性についても同じことがいえるというのは、言うまでもないことですよ。
<文/雛菊あんじ>