『好きなジャニーズ・嫌いなジャニーズ2018』のランキングを見ながら、この1年間のジャニーズの“所業”を振り返ると、スキャンダルで「得した人」「損した人」が浮かび上がってきた。
「芸能人にとってスキャンダル=ダメージだけとは限りません。50:50以上に、芸能人にとってプラスに働く場合もあります。しかし、最近では女性側が画像を週刊誌やSNSに流すというハニートラップにあったり、純愛ではなく“女遊び”が取り上げられることも多く、マイナスイメージにしかならないのが現状です」(芸能ジャーナリストの佐々木博之氏)
プライベートの流出で嫌われ者に
今回、圧倒的に“嫌い”の票数を集めてしまった小山慶一郎はその筆頭。昨年、当時アイドルの研究生で、現在はタレント活動を行う新藤まなみとのハワイ旅行が報じられたり、ネット上で小山のものとされる旅行中のプライベート音声が流出したり……と、ワキの甘さが目立ってしまったためだろう。
「特に小山さんは、キャスター業をしているという“まじめ”“知的”といったイメージが先行していたため、反動が大きかったのでしょう。女性側もSNSで自慢するなど、女性から見てイメージがよくなかったのではないでしょうか。多くの女の子と遊んでいるというのも、印象は悪いですよね」(スポーツ紙記者)
昨年から今年にかけて熱愛や結婚報道があった人たちは、多くの人が“嫌い”ランキングで順位を上げるなか、順位を下げた中居正広(45)。その背景とは?
「中居さんはジャニーズの中では比較的、年齢も高く、それに比例してファンの年齢層も高いです。恋愛や結婚に関して寛容なのでしょう。また、相葉雅紀さんも一般女性との熱愛が報じられましたが、一般女性がどんな人かはイメージできませんよね。相手が芸能人よりも受け入れられやすい傾向にあります」(前出・佐々木氏)
女性心理として、怒りの矛先は“私の好きな○○クンと付き合うなんて……”と女性側に向くかと思いきや、
「“こんな女に引っかかって……!”という、タレントに対する憤りが大きくなることもあります。ジャニーズファンは特に青田買いの傾向にありますから、親心のような一面もあるのでしょう」(芸能プロ関係者)
テレビ朝日の小川彩佳アナウンサーとの熱愛が報じられた櫻井翔だが、昨年は“嫌い”11位だったため、わずかに1つしか順位を上げていない。
「小川さんには“才媛”という印象が強く、お父さんが慶應大学の医学部教授であり、大学病院の診療部長でもあります。櫻井さんにも引けを取らない華麗なる一族ぶりです。これは日本人的な感覚だと思いますが“相手があの人ならしょうがない”と思うのでしょう。女性の地位も気にするのです」(前出・佐々木氏)
昨年末から今年にかけて、2人のメンバーが結婚したV6は森田剛(39)が圏外なのに対して、岡田准一は圏外から9位と大きく立場が異なる。
「森田さんのお相手の宮沢りえさんは差し障りないと思われたのでしょう。逆に、岡田さんのお相手の宮崎あおいさんは、前夫との不倫騒動もあり、女性からの好感度が高くないんです。岡田さんの人気が高いこともあると思います」(同・佐々木氏)
今回の投票期間後に発覚した二宮和也と伊藤綾子の半同棲。
来年のランキングにどのような影響を及ぼすのだろうか─。