「今回は、打ち上げを2回やりました。だいたい、舞台の打ち上げは、千秋楽の後に1度やるくらいなのでめずらしいですよ」(舞台関係者)
5月下旬の夜、都内のホテルの宴会場で舞台『修羅天魔~髑髏城の七人Seasоn極』の打ち上げが行われた。
同作は'90年にスタートして以来、約7年ごとに上演されている人気作品で、今作は天海祐希が主演を務めた。
「物語の舞台は本能寺の変で織田信長が明智光秀に討ち取られて8年が経過した時代。天魔王と呼ばれる仮面の男が率いる『関東髑髏党』に支配されていたときに、かつて織田信長に愛された遊女が天魔王に立ち向かっていく話です。
遊女役を天海さん、街の人気の若者役を竜星涼さん、敵役を古田新太さんが演じていました」(スポーツ紙記者)
打ち上げ当日の様子
打ち上げ当日は、古田が会が始まる少し前に登場。続いて、天海、竜星らがやってきた。
「40〜50人ほどが参加していました。舞台を主催しているTBSの上層部の方も出席していて、少しかしこまった感じでしたね」(会の参加者)
会は2時間ほどで終了。ホテルから参加者たちが続々と出てきた。帰り際には、天海の人望の厚さを感じさせるこんな場面も。
「スタッフ数名が駆け寄って、“ありがとうございました”と、お礼を言っていました。天海さんが送迎の車に乗り込んだ後も、みんなで手を振っていました」(同・参加者)
その宴から3日後、今度は都内の繁華街にあるバー『S』に“髑髏城メンバー”が再結集した!
「キャストだけでお店を貸し切って行われました。2か月以上、行動をともにしたメンバーですから、大盛り上がりでしたよ」(会の参加者)
この日は舞台の千秋楽。ようやく肩の荷が下りたこともあってか、天海、古田、竜星、梶原善、福士誠治など、20人近くの出演者たちが一堂に会した。
打ち上げが始まって3時間後の午後11時すぎ、参加者が続々と出てきた。古田をはじめ、ほとんどのメンバーは帰宅したが、まだ飲み足りない人もいたようで……。
「天海さんは、みんなに挨拶をして送迎の車に乗って帰ろうとしていました。すると、竜星さんが“天海さん、帰っちゃだめですよ! 次行きましょう!”と引き止めていました」(同・参加者)
彼の熱烈な“ラブコール”に負けたのか、竜星ら若手数名が天海の送迎車に乗り込み、2次会へと向かうことに。結局、宴は深夜まで続いたのだった。
2か月以上、苦楽をともにしたメンバーで集まるのもこの日が最後。天海も“今夜は帰らない”という思いがあったのかもしれない。
2回の打ち上げを通して、さらに絆が深まったキャストたち。彼らがもう1度、共演する日もそう遠くないかも!