「いやあ、すごく美味しかった。間違いなく今まで食べた焼き肉弁当の中で一番でした!」
興奮ぎみに語るのは、毎週土曜日に放送されている『サタデーステーション』(テレビ朝日系)のある男性スタッフ。3月31日に番組が1周年を迎えたということで、全員に配られたカルビ弁当が忘れられないというのだ。
「メインキャスターの高島彩さんが差し入れてくれたんです。肉が厚くて、ジューシーでしたね。食べた瞬間に肉汁が口の中に広がって、冷めても十分に美味しかったですよ」(同・番組スタッフ)
この弁当は横浜の桜木町駅近くにある精肉店『尾島商店』の商品で、値段は1300円。同店に問い合わせてみると、確かに東京のスタジオに届けたという。
100人以上いるスタッフ全員に配ったというから、実に15万円近い出費になる。高島が太っ腹な心意気を見せたのは、番組への思いが強いからだろう。
「高島さんは'01年にフジテレビに入社し、“アヤパン”という愛称で呼ばれる人気女子アナに。'10年にフリーになり、翌年、ゆずの北川悠仁さんと結婚。現在は2人の子どものママです。
昨年より本格的に仕事に復帰し、子育てをしながら約7年ぶりにメインキャスターを務める『サタデーステーション』に大きなやりがいを感じているのでしょう」(テレビ誌ライター)
現場での仕事ぶりはというと、
「彼女は頭の回転が速いうえに気がききますから、以前から軌道修正はうまかった。子どもが生まれてからは、母親としての意見も言えるようになりましたからね。土曜の夜に家族で見るニュースのキャスターとしてはまさに適役ですね」(テレビ朝日関係者)
愛着のある番組だけに、自分の大好きな弁当を差し入れたかったようだ。尾島商店は大正12年創業で、横浜では有名な老舗の精肉店。
「一昨年リニューアルしてレストランを併設したんですが、高島さんはそこによくいらっしゃいますよ。カルビ弁当を食べていますね。北川さんもたまにですが見かけます。ついこの間も、カルビ弁当を2つ持ち帰っていました。家で高島さんと食べたんでしょうね」(常連客)
北川は、過去に出演するラジオ番組でこの店とコラボしたことがある。
「『ゆずのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で、'11年にオリジナル弁当を作る企画がありました。そのときに、尾島商店の力を借りたんです。伊勢佐木町で路上ライブを行っていたゆずにとって、横浜は思い出の詰まった土地ですから」(スポーツ紙記者)
夫が昔から気に入っていた弁当なら、高島がチョイスするのもうなずける。2周年のときはいったいどんな差し入れをするのだろう。