米倉涼子

「業界じゃ、“これを持ってなきゃ業界じゃないよ”っていうくらいの……」

 4月27日に放送された『さんまのまんま』(フジテレビ系)で、米倉涼子がこのように話していた“業界人御用達”のとあるキャップがある。

「本当に多くの芸能人が愛用していますし、そのキャップをかぶっている姿を自身のSNSなどにアップしていますね」(ファッション雑誌編集者)

 数多くとは、山田孝之や向井理、桐谷健太、ヒロミ、中村獅童、女性では米倉涼子やYOUなどなど……。そうそうたるメンバーだけど、なんだか“夜遊び”をよく報じられている人たちばかりなのはどうして!?

キャップは、『Paradice!』というブランドのもので、こちらのデザイナーが業界人が集まる有名バーのオーナーである女性なんです。そのため親交のある芸能人が愛用しているんですね」(同・ファッション雑誌編集者)

 その女性とは、恵比寿にある会員制バー『C』のオーナーであるM氏。

「Mさんは、もともとバブルのころに大人気だったディスコ『芝浦GOLD』で会員制ラウンジのママをやっていた女性。

 バブルが弾けたあとにテリー伊藤さんの出資を受けて恵比寿で店をオープンさせました。その後、同じ場所で自分がオーナーとなって現在のお店を開いたんです。もう開店からは20年以上ですね」(芸能プロ関係者)

 バブル当時の人脈なども手伝ってか、『C』には夜な夜な著名人が訪れる。

KAT−TUNの亀梨和也さんが、かつて20歳差愛となった小泉今日子さんと出会ったのもこのお店と言われています。

 '11年に開かれたMさんの結婚パーティーには、亀梨さんと小泉さんのほか、木村拓哉さん・工藤静香さん夫妻、米倉さん、長澤まさみさん、木梨憲武さんなど豪華な面々が集まりました。亀梨さんは1次会のパーティーを生放送出演のため抜け出し、終わってからさらに2次会に参加したほどでした」(同・芸能プロ関係者)

 これほどの芸能人を集めるバーオ―ナー兼キャップデザイナーのM氏。『さんまのまんま』の放送で、米倉は彼女のことを“芸能界の裏側では有名なバーのママ”と紹介し、さんまにお土産としてこのキャップをプレゼントしていた。

「キャップは現在、ブランドの公式サイトでネット販売されています。Mさんが店の常連客である芸能人にプレゼントし、その芸能人たちが自分のSNSやテレビ出演時に紹介してプロモーションに協力しているという感じなんでしょう。

 もちろんお仕事ではなく、それだけ尊敬を集める女性なので、それぞれが買ってでるかたちですね」(同・芸能プロ関係者)

 これをかぶっていれば、誰でも業界人になれる!?