「1年ほど前からジム通いをして身体づくりをしていたのが、役に立っていますね。プロテインを飲むようになってから、胸の上下運動もできるようになりましたよ(笑)」
そう笑いながら、実際に筋肉を動かしてみせた沢村一樹。9日スタートの『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』で、50歳にして“月9”初主演を務めることでも話題の今作。撮影はロケが中心だというが、撮影を乗り切るために欠かせない食材があるそう。
「できるだけ早起きをして、納豆を食べるようにしています。納豆にはタンパク質も入っているので、プロテインと同じ効果もありますから。あとテレビ番組でも納豆を食べていると食中毒にもなりにくい、と紹介されていたので、これからの撮影にきっと効果が出てくるんじゃないかな」
シリーズ1&2で主演を務めた上戸彩からバトンタッチしたが、これまでのシリーズは意識していないとか。
「上戸彩ちゃんも作品のカギを握る人物としてところどころ出てきますが、まだ現場では会えていないんです。これまでとの違いは見ている方が感じとってもらえれば。僕自身はまったく意識はしていませんね」
本田翼や横山裕、柄本時生といった個性的で若いメンバーが脇を固めるが、現場の様子を笑いながらこう明かす。
「最近は僕より上の方も多い現場が続いていたのですが、今回は周りが若いということもあり、みんなが優しく接してくれます。久しぶりに若い人に囲まれて、気を遣ってもらえて気分がいいですね(笑)」
こんなAIのサービスがあったらいいな
これから起こる重大犯罪を犯す可能性が高い危険人物をAIが割り出し、犯罪を未然に防ぐというストーリー。ちなみにこんなAIのサービスがあったらいいなと思うことは?
「ネットショッピングをすると“あなたへのオススメ”って出るサービスがあるけど、たまに何で俺にコレ? ってのが表示されることもあるので、もっと精度を上げてほしいかな(笑)。今は過去の買い物履歴などに基づいて表示されるけど、今後もっと進化して、自分にはない発想のものを表示してくれたら、ファッションの幅なども広がっていいのになって思います」
朝ドラ『ひよっこ』の印象もまだ強いけれど、今作ではどんな姿を見てほしいかを聞くと、
「『ひよっこ』では捜査される側でしたし、作風も何もかも違いますね(笑)。自分自身、本当に幅広い作品をやらせてもらえているな……と思うので、この人はいろんなことをやっているな、と見てもらえたらうれしいです」
未経験のことで今後、挑戦してみたいことは?
「英語がペラペラになりたい、筋肉をシックスパックにしたい……など毎年、目標を立てようと思うのですが三日坊主的な性格なので、どれも実現していないですね。こないだマネージャーとスカイダイビングをやったことがないね、って話をしましたが、やりたいかと言われたら、やりたくはない。バラエティー番組で少し高いところに上るゲームとかでも怖くてしかたがないので、もしオファーが来ても断ると思います(笑)」