芦田愛菜 撮影/佐藤靖彦

「休み時間はみんなでバレーボールをやっています。運動はあまり得意ではないんですが、毎日やっているので、少し上手にできるようになってきました(笑)」

 中学生となり、背も伸びてすっかりお姉さんになった芦田愛菜(14)。

 今、いちばん楽しみにしていることを聞いてみると、

「夏に行われる林間学校です。みんなでお泊まりするのってすごく楽しい!! 夜は友達とおしゃべりして、先生が見回りに来たら急いで電気を消したり。年に3回あったらいいのにな~ってひそかに思ってます(笑)」

 そんな彼女がこの夏、もうひとつ心待ちにしているというのが、ゲスト声優として参加した『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の公開だ(7月13日[金]全国公開)。

「男の子たちがポケモンの体操着入れや歯磨きセットを持っていたので、ポケモンは昔から身近な存在でした。そんなポケモンの世界に入れたような気がして、とってもうれしかったです」

 声を演じた、森の中でひとりたたずむ謎の少女・ラルゴについては、

「自分の意志がハッキリしていて正義感も強く、憧れの女の子。声優のお仕事ってお芝居と違い、顔や目の動きで表現できないので、そういうところが難しかったです」

 仕事も学生生活も順風満帆。両立させる秘訣、教えて!!

「昔から自分のライフスタイルにお仕事と学業の両方が組み込まれている感覚だったので、どちらも私の生活の一部です。お友達が一生懸命、何かをやっている姿が、“私ももっと頑張らなきゃ”という刺激になっています」

 目指す女優像とは……?

「例えばカバンとかコップの持ち方とか、そういう動作や言葉ひとつひとつに素の芦田愛菜が出てしまわないようにしたいです。役にどっぷり浸かれる、そんな女優さんになれるように頑張ります!」

 6月に14歳になりました!

「私、三日坊主なんです(笑)。何か予定を立てようとしても、予定表を作ることに専念して、そこが目標になっちゃう。14歳は、ちゃんと決めたことを実行できるように心がけていきたいです」

芦田愛菜 撮影/佐藤靖彦
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』7月13日(金)全国公開。声の出演/芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、大倉孝二、野沢雅子ほか。(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon (C)2018 ピカチュウプロジェクト