ソロデビュー15周年記念ツアー中の「BREAKERZ」DAIGO(40)が自身のブログで父親のことをアップした。
《誕生日! ついに80歳になりました! 内藤家で、80歳を越えた人がいなかったので 父が成し遂げました。今まで大病を患いながらも そして今も闘いながらも 80歳まで生きてくれて本当に嬉しい》(DAIGOオフィシャルブログより抜粋)
そして、文の最後には黄色のネクタイをしめて座る父親とのツーショット写真を披露したDAIGO。
「父親とのツーショットをアップしたのは、今年5月に病死した所属事務所の社長、小笠原明男氏(享年62)の訃報も影響しているようです。小笠原社長はタレントたちにとても愛されていて、関連事務所の吉岡里帆(25)も東京のお父さんと言うほど社長を慕っていました」
というのは、プロダクション関係者。
父も社長と同じ大腸がん
吉岡は2012年から事務所に所属し、2015年に上京するまではホテルなどでアルバイト三昧。上京資金を貯めながら、ドラマや映画のオーディションで、何度も落選を繰り返してきた。そして、2016年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演してブレイクしたのは記憶に新しい。
「小笠原社長はそんな彼女を励まし続けてきたわけですが、それはDAIGOも同じなんです。2003年にミュージシャンとしてメジャーデビューをし、当時は別の事務所で頑張っていましたが、曲も売れず知名度もゼロのままでした」(前出・プロダクション関係者)
当時は「竹下登元首相の孫」の話は封印していたが、その後6年間、まったく売れなかったという。その後、出会ったのが小笠原社長だった。
「DAIGOは小笠原社長に相談し、竹下元総理の孫の話を解禁したら注目を集めました。持ち前のキャラで人気となり、大ブレイク。亡くなった社長も大腸がんでしたが、父親も同じく大腸がんで、3年前にステージ3で手術したことを明かしています。
元気でいてほしいという社長への思いは絶たれてしまいましたが、その切実な願いや思いが、気持ちの中で強くなり、今回の父への感謝として綴られているんです」(前出・プロダクション関係者)
実家には妻の北川景子(31)も一緒によく顔を出し、父親と対面する機会も多いというDAIGO。いつまでも「KNI」(家族仲がいい)でありますように。
<取材・文/宮崎浩>