イチ芸能人のインスタグラムで、世間がこんなにざわつくのは過去に例がないのかも。
騒動のきっかけとなった『ワールドカップ観戦』写真が投稿されたとき、剛力彩芽に対する苦言が続出。それを受けて、反対に擁護する声が出てくると、今度は剛力非難そのものを咎める声が出てくるなど、乱戦模様を呈した。
結果、彼女は謝罪して、過去の投稿をすべて削除したのだったが……。
そして、心機一転して再開したインスタグラムなのに、またまた集中砲火を浴びることになった。
特にどうってことない写真なのだが、恋人でZOZOTOWN社長の前澤友作氏が、自身のツイッターで、自分が撮影した写真であることを明かしたことで、これがまた、ファンやアンチを刺激してしまったようだ。
収まりつつあった騒動が、再燃しそうな気配となっている。
ネットでは「あなたがいちいち出てくるせいで剛力ちゃんのイメージが下がるから可愛そうなんですけど」というファンの声もあるし、
ワイドショーでは大沢あかねが「前澤さんはいい大人なんだし、剛力さんはファンがいて、スポンサーさんがいて、事務所がある。自分のものアピールしたいのはわかるが、もうやめたほうがいいんじゃないかな」と、今度は矛先が前澤氏に。
剛力に関しては、所属事務所のチェックとアドバイスもあるだろうから、今後、改善の見込みはあるが、前澤氏はどうなのか。
「剛力のはしゃぎ過ぎが指摘されましたが、前澤氏のほうがもっとはしゃいでいるように見えます。彼は今までも芸能人と交際していますが、世間からみたら、うらやましいと思うような相手ではなかったと思います。今回は違います。
20代の人気女優ですから自慢したいんじゃないですか。男だったらその気持ちはよくわかります。また彼はもともと芸能人でもあったわけですから、自分を見せたい気持ちは大きいんじゃないでしょうか。“いい大人”のはずなんですが、そういったところは子どもなんです」(前出・芸能プロ関係者)
剛力は、前澤氏のそんなところに惹かれているのかもしれない。また、彼についてはこんな意見も。
「SNSでいちいち反応してしまうから、火に油を注ぐことになってしまうんですね。プライベートなことではありますが、的確なアドバイスをしてくれるブレーンがいないのかもしれません」(スポーツ紙記者)
さらに、ここに来て、いくつかの週刊誌が突如、前澤氏の“醜聞”を掲載し出した。妬み、嫉みがにじみ出た記事に見えたが、
「特に何かあるというワケではないみたいです。雑誌も騒動に便乗したというところじゃないでしょうか(笑い)。
お金持ちというだけで、嫉妬する人、憧れる人がいます。ですから、前澤氏のような人の記事は読まれやすいんです。プライベートジェットで海外に行き、超高級車を何台も持っているとか、とんでもない豪邸を建てているとか、スキャンダルではなくてもセレブぶりを報じるだけで、読者は飛びつきますからね。海外のセレブ記事も興味を持たれますが、彼は日本人なのでなおさらですよ」(週刊誌記者)
剛力は、インスタグラムを更新して、こう綴っている。
《SNSは引き続きマイペースに利用することにしました。何が起こるか分からないのがSNSだね、って結論になりました。ですので、やりながら考えます。正解はないと思いますが、どうせなら楽しく発信したいです。それが私たちの考えです。(同時に同じ文面を彼もツイッターに投稿しています。今後の私たちのSNSに対する考え方です。)》
外野が何と言おうとも、彼は《神様がくれた最高のタカラモノ》(剛力のヒット曲『友達より大事な人』より)なのだろう。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。