森泉

 都心の住宅街にあるその寺院は、緑が茂る境内があり、小さな森のよう。この歴史を持った寺に異変が生じたのは1か月ほど前のことだった。

「キジとかブタとか急にいっぱい動物が来て、放し飼いにしてるんだよ。まあ、境内は野球場くらいの広さがあるし、誰かが困ることはないけど突然だったから、びっくりしたよ」(近隣住民)

 動物の親は住職の新妻・森泉だった。

21種類30匹のペット

 今年3月、彼女は突然の授かり婚を発表。そのお相手こそ、このお寺の住職だったのだ。1か月前といえば、ちょうど彼女が第1子となる長女の出産を発表したころということになる。

「ワンちゃんやナマケモノ、ブタ、鳥、爬虫類など21種類30匹のペットを飼っている泉さんですからね。育児をしながらペットの世話はできないから、旦那さんの力を借りることにしたんでしょう」(芸能プロ関係者)

 週刊女性は昨年11月、森の自宅リフォーム中の仮住まい先でペットの異臭騒動が起きていることを報じた。近所に住む女性はこう振り返る。

「あれは臭かったわね。家の中まで文句を言いに行った人もいましたよ。さすがにまずいと思ったのか、報道の後すぐ、動物たちの姿が見えなくなって、引っ越していきましたよ。あの家には1年前から頭を刈った人も暮らしていて、いま考えたら、あれが今の旦那さんだったんですね

 出産を控えた5月8日放送の『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)では、「生まれる前につくらないと」と自宅のリフォームを急ピッチで進めていた森。週刊女性の取材に対しても、そこでペットと暮らすことは「夢」と語り、「絶対に住みますよ」と意気込んでいたが……。

改装されたベランダでは、この日も犬が走り回っており音も異臭もない

「リフォーム自体はもうほとんどすんでいますよ。でも、森さんはここには住んでいません。現在暮らしているのは旦那さんのお寺。彼も寺を離れるわけにはいかないだろうから、ここに住むのは難しいのでは」(テレビ局関係者)

 新妻と子どもとペットを迎え入れるために、お寺にも変化があったという。

本堂から建て増しした自宅の広いベランダのほうを犬たちが走り回れるように改装していました。鳴き声が漏れないように壁もつくって、そこにオウムがいます。キジとかブタはお寺の本館1階に大きなお風呂があるんですけど、そこに入れて飼っていますよ。

 最初は小さかったブタも今は大きくなりましたね。お寺のほうが、リフォームしている家より広くていいんじゃないんですか」(寺院関係者)

改装されたベランダでは、この日も犬が走り回っており音も異臭もない森がSNSにアップしたオウム。背景には寺の壁が写り込んでいる

 '14年9月に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では「彼氏に料理は作らない」と語っていた森。結婚後はというと、

「最近は毎日、お昼は近所の蕎麦店に出前を頼んでるみたいですよ。家事と育児の両立は大変なんだろうね」(前出・近隣住民)

 どうやら、宣言どおり料理をいっさいしない新婚生活を満喫。このままお寺で暮らしたほうが、子どものためにも動物のためにもいいのでは!?