花田優一

“角界のロミオとジュリエット”ともてはやされたのも束の間。貴乃花親方(44)の長男で、靴職人の花田優一(21)氏の結婚生活が早くも土俵際だという。お相手を説明すると、

「優一は昨年10月に、結婚していたことを発表したが、お相手はなんと、陣幕親方(元・富士乃真)の娘だったんです」(芸能記者)

 陣幕親方は、八角部屋の部屋付き親方だ。

「貴乃花親方は協会改革を訴え、八角理事長と真っ向対立していましたから、両家の父親が敵同士だと、話題になりました」(前同)

「夫婦ツーショットを見たことがない」

 親の因縁も乗り越え、晴れて夫婦となった2人の馴れそめは、靴のセミナーで出会ったこと。「その時にコイツ嫁かなと思ったんです」と本人がテレビで語っていたのだが……。近隣住民は、こう語る。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

「優一さんは、五反田の実家から徒歩3分ほどの場所に、夫婦の新居として高級マンションを借りているみたいですね。でも、一度も夫婦のツーショットを見かけたことはありません。

 なんでも、靴職人としての仕事部屋は実家にあるようで、毎日、徒歩で実家に来て、そこに滞在するか、実家に置いてあるマイカーで出かけるかという生活をしていました。そもそも、新居には駐車場もないみたいですし……」

 結婚当初から、どうやら“別居状態”だったようだ。

「夫婦といっても実態はありませんから、それならば、いっそ離婚しようという話になったようです。靴職人というものの、現在、靴はほぼ作っておらず、タレントとしての仕事が主。奥さんも先行きが不安だったのでは」(前出の芸能記者)

直撃の一部始終を公開

 手塩にかけて育てた娘が、結婚1年で“離婚危機”ともなれば、陣幕親方もさぞや激怒していることだろう。そこで本誌は陣幕親方の自宅を直撃。ゴミ出しに出てきた夫人に声をかけた。

「どちら様ですか」

――(取材の趣旨を告げて)『週刊大衆』ですが。

 無言で、こちらを見たまま、ガッカリしたような顔つきになる親方夫人。

――お嬢さんが、離婚しそうという話ですが……。

 夫人は、郵便受から郵便物を取り出すと、本誌記者には目も合わさず、無言で自宅玄関に入ってしまった。

 また、八角部屋にも直撃。部屋のマネージャーが対応してくれたが、

「陣幕親方はいないんですよ。連絡先は分からないので、連絡が取れないんです」

 部屋付き親方であれば通常、朝稽古に出るが、

「(稽古には)来ていないですね。名古屋には来ていると思います」(前同)

 2月の相撲協会理事選では、貴乃花に一票を投じたとも噂された陣幕親方。もしや、部屋を追い出された!?

「はっきりしたことは、分からないんです」(同)

 曖昧な返答ばかりだが、相撲記者はこう語る。

「陣幕親方は八角部屋を出て、貴乃花部屋の部屋付きになるという話もありました。ただ、娘と優一さんが離婚すれば、それもご破算でしょう。現在、娘さんと陣幕親方は絶縁状態らしく、まだ離婚話が耳に入っていない可能性はあります」

 親の心、子知らずか――。