「最近、坂口憲二さんが九十九里の別荘に家族と一緒によく来ていますよ。近くの海岸でサーフィンをしたりしてお元気そうです」(近隣住民)
3月31日に、無期限の芸能活動休止を発表し、5月末に所属事務所を退社した坂口。退社の理由は、国が指定する難病を患ったことだった。
「'12年ごろから右股関節に痛みを感じ始め、'15年に難病の特発性大腿骨頭壊死症と診断され、手術をしました。3年間リハビリに努めてきましたが、完全回復には至らず、俳優活動を続けていくことは困難と判断したようです。
そのため、一部では事実上の引退ではないかとささやかれていました」(スポーツ紙記者)
しかし、体調は順調に回復しているようで、7月には、『女性自身』で元気に生活している様子が報道されていた。
最近では、千葉県の九十九里にある別荘で生活しているという。
「もともと、サーフィンが好きでいろいろな海に行ったようですが、中でも九十九里はお気に入りみたいです。10年ほど前には、海の近くに別荘を建てていますよ」(前出・近隣住民)
この別荘は2階建ての黒塗りの建物で、広い庭にはヤシの木が植えられていて、まるで南国リゾートのような雰囲気だ。別荘の近くには、彼の友人が経営するコーヒーショップがある。
週刊女性は4月に、彼がそのお店でコーヒーの焙煎やグッズのデザインなど、新しい仕事を始めたことを報じている。最近も、その仕事は続けているようで、
「ほぼ毎週、土日になるとお店に来ているみたいですよ。平日は東京にいるようですが、土日は九十九里で過ごしているようです」(同・近隣住民)
体調も順調に回復し、大好きなサーフィンも楽しんでいるようだが、芸能界に復帰はしないのだろうか。
8月初旬の夕方、九十九里の別荘に、坂口が帰ってきたところを直撃した。
─最近、体調がかなりよくなってきたみたいですね。
「身体も元気になってきましたし、サーフィンもしていますよ」
突然の取材に驚いた様子だったが、立ち止まって答えてくれた。
─芸能界を辞めるつもりはないということですか?
「そもそも辞めてないですよ! 今は身体が調子いいの! 歩けないとかそんなことじゃない。事務所にいろいろ迷惑をかけたくないので、時間をいただきたいということですよ。辞めるのではなく、今は休業中です」
芸能界引退については強い口調で否定した。
事務所に籍を置いたまま、休業することもできたはずなのに、なぜ退社してしまうのだろうか。
「なにも仕事をしてないのに給料はもらえないじゃないですか。俺の病気のこと知ってるでしょ? 治らない病気なんだよ。いつまた悪くなるかわからない。だから、病気とうまく付き合える自信がつくまでの時間をもらったんです」
愛する九十九里の海の前で堂々と“復帰宣言”をした坂口。彼の宣言が実現することを期待したい!