またしても日大がらみの騒動のぼっ発です。
アメフト部の悪質タックル騒動、応援リーダー部(競技チアリーディング)のパワハラ騒動、そして日大芸術学部OBの爆笑問題・太田光の裏口入学騒動です。
今週発売された『週刊新潮』に「太田光を日大に裏口入学させた父の溺愛」という記事が掲載されました。
そこまでのネタなのでしょうか
「日芸OBの高田文夫先生が、名前を書けば入学できる大学だと自嘲気味に言っていたくらいですからね。そんな日芸と裏口入学というキーワードが結びつかなくて、笑っちゃいました」
ラジオ番組の放送作家は、そう笑い倒します。
7日の深夜に放送されたTBSラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』の冒頭、太田は45分間を割いて、報道を完全否定しました。
「局入りのときから、太田さんは怒り心頭で、番組の冒頭からこの話題でいくと、周囲に宣言していました。スタッフも(放送)作家さんも、太田さんの言いなりですからね」(ラジオ編成制作スタッフ)
太田も所属事務所も徹底抗戦の意向で、事務所社長で夫人の太田光代氏は「あとは弁護士が書類を作成し提出するだけです。迅速な弁護士事務所なので提出までの時間はたいして要しないと思います」と言い切っています。
爆笑問題の太田、というネームバリューゆえ話題になっていますが、そこまでのネタなのでしょうか。
「週刊新潮の記事によりますと、試験の前日にホテルに缶詰めにして問題を叩き込んだということです。にもかかわらず、下駄を履かせられないくらいひどい試験結果だった、というのはにわかに信じられない。多少のバカでも、それくらい覚えるでしょ?」
と、週刊誌記者は冷ややかに見ます。
「でも記事には総長(現在の学長に相当)が加担していたという記述、市ヶ谷にある日大の施設を使ったという具体的な内容もありますから、これはもう、日大に第三者委員会を立ち上げてもらって、徹底調査するしかないですね」
と前出・ラジオ番組放送作家はニヤニヤします。
そして情報番組のデスクは、こう見ています。
「所属事務所が裁判も辞さないというのは、週刊新潮の報道に対してなのですが、週刊新潮も百戦錬磨ですから、当然、相当の裏付けを持っているはず。
裁判で争うことになれば、大学側の当時の関係者など証人を出廷させることもあり、万が一とんでもない証言が出てくれば、太田に不利に働くことも。拳は勢いよく上げましたが、このままうやむやになってほしい、というのが事務所側の本音ではないでしょうか」
騒動の顛末がどうなるのか、あまり興味をそそらないのは私だけでしょうか。対立構図は、太田夫妻VS週刊新潮。さて、どうなりますことやら。
<取材・文/間垣ジェーン美瑠>