8月16日の昼下がり、都内の高級住宅地にあるマンションのエントランス前にタクシーで乗りつけたのは大沢あかね。この日は彼女の誕生日だった。
「大沢さんはふたりのお子さんをタクシーから降ろし、トランクからベビーカーを取り出して、その上に食料品が入った大きなビニール袋を載せて自宅のマンションへ帰ってきました。彼女がひとりで頑張っている姿がなんだか“ワンオペ育児”に苦しむママみたいで心配になっちゃいました」(目撃した女性)
大沢は劇団ひとりと'09年に結婚。'10年に女児、'16年に男児をもうけている。
「大沢さんは“庶民派ママ”目線のコメントが好評で、『スッキリ』(日本テレビ系)にレギュラー出演しています。ほかにも定期的に出演している番組もあるので、仕事はかなり忙しいはず。それでも育児や家事はいっさい手を抜いていないそうですよ」(テレビ誌ライター)
芸能界のワンオペママ
妻に育児の負担が偏る“ワンオペ育児”は、芸能人ママにも少なくない。『オリエンタルラジオ』の中田敦彦を夫にもち、2児のママの福田萌は'17年5月、自身のブログで、
《「なんで私ばっかり…」という言葉が浮かんできたことは正直に言うと、一度や二度ではありません。最近話題のワンオペ育児という言葉にもつながるかもしれません》
と、複雑な胸中を吐露していた。一方の大沢は'11年11月、とあるイベントで劇団ひとりの育児ぶりを、
「娘がすごくかわいいみたいで、私が言わなくても全部やってくれる。頼りになる主人で、夫として100点です」
と、太鼓判を押していたのだが……。
「彼は小説家や映画監督、脚本家とマルチに活躍する売れっ子お笑い芸人で、現在もレギュラー番組7本、準レギュラーも数本抱えています。まさに引っ張りだこの状態なので、ほとんど家にいないようです。
大沢さんと同じ8月16日が誕生日の『おぎやはぎ』の小木さんのことをお祝いした話をよく聞きますし、ツイッターにも小木さんを祝ったケーキの写真をアップしていますが、大沢さんの誕生日のことは聞いたことがないですね。
忙しいうえに、帰っても数年前に購入したというキャンピングカーにこもっているという話も」(芸能プロ関係者)
劇団ひとりは妻の誕生日にワンオペ育児を強いる0点夫になってしまったのか……。
と、思いきや大沢が帰宅して約1時間後、クラクションを鳴らして急いだ様子のミニバンがマンションの駐車場に滑り込んだ。そのハンドルを握っていたのは、劇団ひとり。
「車から降りると、脇目もふらずに小走りでマンションへ。手には白い紙袋と、近所にあるパン屋さんの袋も持っていました」(近所の住民)
妻と子どもの顔を1秒でも早く見たかったのか、それとも家族に「パパ早く帰ってきて!」と急かされていたのか。
どちらにせよ、幸せそうである