CM出演は8社。さまざまな職種の人物になりきった『クリエイターズ・ファイル』が好評で『2018上半期男性タレントCM起用ランキング』では3位にランクインした秋山竜次(ロバート)。『台湾観光アンバサダー』を務めるなど、コントのキャラクターの枠を超えて活躍する水谷千重子を演じる友近。そんな憑依芸に定評のある2人が、動画配信サービス『大阪チャンネル』で、なりきり映画番組『国産洋画劇場』をスタート!
『国産洋画劇場』とは?
秋山「この番組はロケ地から設定など、すべてを国産にこだわった映画を作るという番組。コントではないので、一切ボケていません!」
友近「もしかしたら、似たような作品を見たことがあるという方もいるかもしれませんが、すべてオリジナルです」
でも資料を見ると、大ヒット映画を彷彿とさせるラインナップばかりですが(笑)。
秋山「僕はこれまで1度も映画を見たことがないので、もし似ている作品があるなら偶然かと。先日、力士を描いた『六城』という作品を撮り終わったのですが、これは挫折した力士が、和菓子屋の娘と出会ったことで、再起するという話です」
ますます名作『ロッキー』に似ているような……(笑)。ちなみに2人ともなりきり芸に定評がありますが、お互いの印象はどうでした?
秋山「扮装芸という点では僕と共通するので、一緒にやったら面白そうだなと思っていました。実際、同じ空気感というか。ずっと一緒にネタをやっていられますね」
友近「秋山さんは発想がどんどん出てくる人。雑談していても、ハマるポイントが一緒なんです。だからプライベートでもネタの題材になりそうな人や物に出会うと、画像つきでメールをしていたのですが、ガラケーを使っていたみたいで、毎回のように“画像が開けません”って(笑)」
秋山「それだと困るので、スマホも買ってLINEできるようにしましたよ! こないだ友近の地元である愛媛県の道後温泉にストリップ劇場があると聞いて、みんなでロケの後にキャラに扮装したままの姿で見に行ったんです(笑)」
友近「あれはぜひみんなに見てもらいたくて。ストリップは単純なスケベ心だけでなく、踊り子さんのバックボーンとか見えてきて面白いんですよ」
秋山「ダンスをメインでやってきた人たちじゃないから、中には踊りがたどたどしい人とかもいるんです。でもそれがチャーミングなんです。いろいろ想像をかき立てられて見ごたえがありましたね。『クリエイターズ・ファイル』でも、いつかストリッパーをやりたいです」
アノ姿は女性必見!?
『クリエイターズ・ファイル』の影響で、CM出演が増加中ですね。
秋山「テレビに出る量はあまり変わっていないのですが、CMに出ていると売れっ子感があってありがたい(笑)。でも、昔からやっていることは変わっていないので、自分がいちばん戸惑っているかも。こんなに出してもらっていいの? って」
友近さんも人気キャラクター“大物演歌歌手・水谷千重子”として、ディナーショーを開催し完売するなど、活動の幅を広げていますね。
友近「ネタのひとつとして始めたので、私自身も水谷千重子があんなにひとり歩きをするとは思ってもいませんでした。共演した歌手など、いろんな方と知り合えたことで、キャラクターに説得力が出ましたね」
今回の『国産洋画劇場』からも名物キャラが生まれるかも……?
秋山「『六城』の力士役は、特に役作りはしていないのに、まわしをつけただけでハマっちゃって……。ついに力士が似合うような体形になっちゃったか、と自分の身体が心配になりました」
友近「でも、秋山さんの身体にセクシーさを感じる女性も多いんですよ」
秋山「“身体モノマネ”というネタで上半身を脱ぐときに、笑わずに見入っている女性がたまにいて……。鍛えられた筋肉美ならまだしも、こんな食って寝てるだけの俺の身体にそんな反応されても困りますよ」
友近「なので、秋山さんの力士姿だけでも、女性は見る価値はありますよ」
秋山「ボケ殺しだわっ!」
やり残して後悔していることは?
秋山「学生時代に女子と通学路を歩いてみたかったです。相方の馬場とも1度やってみたかったな~ってよく話しますけど。だからタイムスリップで学生時代に戻れるなら、絶対に制服デートをします。そしてすぐに僕の部屋に行って、土下座していろいろお願いしようかと(笑)。
オヤジの店(人気焼きカレー店)でデート? いまだ性欲が衰えていない人なので、ちょっかい出されそうだから彼女は連れていきません(笑)」
友近「やり残したというか、ダイエットは今からでもやりたいですね。私は五社英雄監督の作品から影響を受けているので、濡れ場のオファーが来たときに、いつでも脱げる状態でありたいと思っているので」
秋山「濡れ場をやりたいなら、お笑い業界にいるのおかしいよっ!」
出演/秋山竜次、友近ほか
30分作品を5話放送予定。
第1話が現在、大阪チャンネルで配信中!