カワウソ人気が高まる中、昨年初めて行われ総投票数51万票を集めた『第一回カワウソゥ選挙』。みごとグランプリに輝いた伊勢シーパラダイスのブブゼラくんが投票期間中に急死。天国の彼に花を贈ることで幕を閉じ、話題となった選挙が今年も開催されます!(投票期間 10月14日まで)
エントリーしているのは全国39の動物園・水族館から58組83頭。選挙の公式ガイドブックの制作に協力した元飼育員で、webサイト『いきものAZ』を担当する高宮一浩さんに、今年の注目10組を教えていただきました!
カエデ【カナダカワウソ】@盛岡市動物公園(岩手)
メス9歳、前回3位。(10組の中で唯一の)カナダカワウソという種類で寒さに強く、雪の上でも無邪気に遊ぶじゃじゃ馬娘。雪の中にたたずむフォトジェニックさで愛されています。
ツバメ【コツメカワウソ】@宮島水族館(みやじマリン)(広島)
メス14歳、初参加。“美カワウソ”とSNSでも評判のツバメ。14歳とカワウソにしては高齢で、4頭の子どもたちを育てた母親ですが、その美貌はますます魅力を増しています。
ムギ&ムーア【コツメカワウソ】@横浜・八景島シーパラダイス(神奈川)
どちらもメス1歳、初参加。ムギとムーアは実際の姉妹ではないのですが、いつも一緒。お姉さんタイプのムーアと、末っ子タイプのムギはアクアミュージアム4階『フォレストリウム』(横浜・八景島シーパラダイス)で暮らしています。
まめた【コツメカワウソ】@下田海中水族館(静岡)
オス4歳、初参加。4月に下田海中水族館にやって来たばかりのまめた。「ムニャムニャ」とおしゃべりしながらエサを食べる、とにかく元気いっぱいで憎めないヤツです。
きらり&ひらり【ツメナシカワウソ】@伊勢シーパラダイス(三重)
どちらもオス1歳で、初参加。第一回カワウソゥ選挙中に永眠するも1位となったブブゼラの血を引く最後の息子たち。生後間もないころに相次いで感染症にかかり、ツメナシカワウソとしては日本初の人工保育で育ちました。無事に回復した2頭は大きく育ち、父親のブブゼラを追うようにトップを狙っています!
のこすけ【コツメカワウソ】@うみたま体験パーク「つくみイルカ島」(大分)
オス3歳、初参加ののこすけは、好奇心旺盛で運動神経抜群! “デスロール”と呼ばれている、ロープにぶら下がりながらの高速回転が得意です。多少怖がりで、慎重な面があるのもかわいいところ。
くるり【ツメナシカワウソ】@仙台うみの杜水族館(宮城)
メス3歳、初参加。国内では7頭しか飼育されていないツメナシカワウソという種類で、前回選挙で1位に輝いたブブゼラの娘(きらり&ひらりのお姉さん)。父親似のかわいい容姿ながら、おもちゃや設備を破壊してしまうほどパワフルでもあります。SNSでも大人気。
サン&ソラ【コツメカワウソ】@新屋島水族館(香川)
どちらもメス5歳、初参加。目力がある強気キャラのサンと、近づくと少し首をかしげて見つめ返してくれる天然なソラ。性格も容姿も完璧な美人姉妹です。
やまと【コツメカワウソ】@サンシャイン水族館(東京)
オス5歳、前回2位。東京・サンシャイン水族館の絶対的エース。第一回選挙では中間発表で1位になるも、ブブゼラに逆転され2位に終わりました。物怖じしない性格で“小さな巨人”と呼ばれるほどいつも堂々としています。カメラ目線とあざといお願いポーズで今回こそ1位に輝きます!
わらび【コツメカワウソ】@秋田市大森山動物園~あきぎんオモリンの森~(秋田)
メス3歳、初参加。おちょぼ口美人のビジュアルながら、生きているザリガニを捕まえてバリバリと食べてしまうワイルドな一面を持つわらび。特技は“わらバウアー(走りながらガラス越しの来園者に近づき、上半身を反らせてターン)”です!
■第二回カワウソゥ選挙 特設サイト
http://www.sunshinecity.co.jp/campaign/cp/ikimonoaz_kawauso-senkyo