あのイケメン剣豪がようやく帰ってくる!
「映画『るろうに剣心』第4弾の製作が決まり、本格的に動き出したようですね。これまで3作品の興行収入は累計120億円。和月伸宏氏の人気マンガを実写化した作品で主人公の抜刀斎を演じるのは佐藤健さん。今回も監督の大友啓史氏とタッグを組みます」(映画ライター)
第1作は'12年、第2・第3作は前後編として'14年に公開された。ヒット作なのにどうして間があいてしまったのだろう。
制作がストップ
「『ジョジョの奇妙な冒険』や『斉木楠雄のΨ難』など『週刊少年ジャンプ』原作マンガの実写映画がヒットに恵まれなかったので、4作目の話が出たようです。昨秋から動き始めたかったようですが、9月にヒロインである薫役の武井咲さんが妊娠を発表。
11月には原作者の和月氏が児童ポルノ所持容疑で書類送検された。主演の佐藤健さんも朝ドラ『半分、青い。』の撮影に入ってしまいました。そういったこともあって製作がストップしてしまったんです」(スポーツ紙記者)
昨年12月から原作マンガは休載していたが、6月4日発売の『ジャンプスクエア』で連載が再開。佐藤も8月に朝ドラの撮影が終了したため、今秋から撮影が始まる予定だったというが……。
「キャスティングが完全に決まりきっていないんです。そのため台本もまだ完成していません。時間がかかる衣装制作はすでに始まり、ロケ地の確保も進んでいるのですが……」(映画配給会社関係者)
着々と準備は進んでいるものの、前作から時間もたっているため取り巻く状況が変わってしまった人もいる。降板するキャストが出るのを覚悟で今回の続編に挑むようだ。
「1作目に出演していた村田充さんは神田沙也加さんとの結婚後、現在は病気療養を理由に俳優業を休止中。すべての作品に出演してきた武井さんは今年3月に出産したばかりでまだまだ子育てに追われているでしょうからね。思い切って配役を変える案も浮上しています」(同・映画配給会社関係者)
確かに武井が出演しないということになれば、多少なりとも違和感を感じてしまうような気もする。
「武井さんのお子さんはまだ6か月なので本人は子育てに専念したいそう。その反面、所属事務所は早く復帰させたいと思っていて意見がすれ違っているとか。まだ最終的な返事はしてないそうです。撮影場所は前作から京都が中心なので、地方ロケは必至。出演が決まったら、今度は武井さんの子育てをどうサポートするのかという課題もあるんです」(芸能プロ関係者)
配給会社に『るろ剣』の映画化について問い合わせてみると、
「そのような事実は把握しておりません」
“半分、青い。”ならぬ、キャストが“半分、いない。”にならないといいけど。