お騒がせ芸能人たちは、
ママになってもお騒がせ傾向
芸能界では、ママという肩書きが立派な仕事として成立する時代になりました。結婚して第一線から退いても、出産を機に再びスポットライトが当たる場所に返り咲く例は数多くありますよね。
しかし華やかに見える生活や持ち前のキャラクターが影響して、鼻につくケースも数多くあるもの。そこで20〜30代の女性200人にアンケート。ぶっちゃけ嫌いなママタレは誰!?(協力:アイリサーチ)
■嫌いなママタレTOP10
(編集部が選出したママタレント全21人より複数回答。1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出)
1位 神田うの(43)156pt
2位 紗栄子(31)91pt
3位 木下優樹菜(30)79pt
4位 くわばたりえ(42)70pt
5位 辻 希美(31)67pt
6位 福田 萌(33)53pt
7位 鈴木亜美(36)50pt
8位 熊田曜子(36)45pt
9位 安田美沙子(36)42pt
10位 小倉優子(34)38pt
1位は圧倒的に神田うのという結果になりました! たしかにセレブな言動でしばしば話題を振りまいてきただけに、共感できない人が多かったのでしょうね。その意味では、2位に紗栄子がきていることにも納得です。生活水準が一般人と乖離(かいり)しているママタレが一番嫌われるといってよさそうです。
一方、3位の木下優樹菜や4位のくわばたりえなど、庶民派をウリにしている面々もチラホラ。とくにくわばたは芸人勢から唯一のTOP10入り。バラエティ番組などで目立った言動がある彼女たちは、仕事熱心という見方ができる反面、「出る杭は打たれる」ということなのかもしれません。
また辻希美や福田萌など、やや炎上気質のお騒がせな面々が安定的に票を獲得しているのは納得がいく気もしますよね。悲しいかなママとしての資質より、元々備わったタレントとしての印象に人気は大きく左右されると言っても過言ではないかもしれません。
「素行が悪い」「もともと嫌い」
嫌いな理由に思わず納得!?
では、それぞれを選んだ人のコメントを細かく見ていきましょう。
【1位 神田うの】
「ブログを見ていて、家庭的な一面もありますが、子供にこの教育はいいのかという派手な生活が好きではないから」(38歳・北海道)
「生活レベルが違いすぎてなんの参考にもならない」(33歳・神奈川県)
「今までの素行の悪さがあるから」(29歳・東京都)
「自分のアピールが強くて好感が持てない」(30歳・広島県)
「成金じゃないのに金のかけかたが下品だから」(39歳・神奈川県)
【2位 紗栄子】
「あんまり印象はないが、子育てをしっかりしているのか疑問に思うから」(25歳・三重県)
「キャラが無理。鼻につく感じ。ママだけどキレイでしょ感がウザイ」(25歳・東京都)
「テレビでしか見てないですが、したたかな印象。ブランド志向の金の亡者的な」(35歳・大阪府)
「常にお金持ちな男性とばかり付き合っているから」(27歳・神奈川県)
【3位 木下優樹菜】
「行動すべてが下品だから。 参考になるとは思えないし、参考にしてほしくない」(38歳・岐阜県)
「参考にしたいと思える点がなく、容姿も憧れる点がないから。かといって親しみや共感を覚える点もないから」(35歳・新潟県)
「安室ちゃんが引退するってわかった時に、号泣動画をSNSにアップロードしていて引いた」(25歳・東京都)
「品がない、学がない。したがってまったく憧れないし、子育てのお手本にもならない」(37歳・神奈川県)
「言葉遣いが悪い」(34歳・愛媛県)
【4位 くわばたりえ】
「テレビに出るたび、子育てママアピール感が強い。なにかと子育てに関する話にもっていっているような気がする。また話し方、雰囲気が関西の女性のイメージを悪くしている」(39歳・東京都)
「子育てのことなら何でも分かってそうな口ぶりに聞こえて、イラッとする。見る気が無くなる」(34歳・神奈川県)
「ママタレの前の芸人の時から嫌いだった。 人を馬鹿にしたような感じが苦手」(28歳・東京都)
「常に怒っているような口調が苦手」(22歳・東京都)
「攻撃的」(37歳・宮城県)
【5位 辻 希美】
「いちいちブログでの報告いらない。旦那とのラブラブなエピソードやデート報告は、子どもがいる親としてけじめがないように感じる。 おままごと婚から抜けていない。常識外れなエピソードが多いため。バカは嫌い」(28歳・長野県)
「家族を使って儲けているから」(34歳・奈良県)
「子供の前でもラブラブなのがキモい」(29歳・秋田県)
「元々好きではない。常識がなっていない」(26歳・千葉県)
「ギャル系に興味がないし、おしゃれさも感じないので」(28歳・大阪府)
【6位 福田 萌】
「ママタレントとしてというより、この人が嫌い。人を馬鹿にしている感じ。顔も嫌い」(28歳・三重県)
「プライド高そう」(38歳・兵庫県)
「面白くもなく、可愛いくもなく、あまり好きではない」(39歳・千葉県)
【7位 鈴木亜美】
「ママタレントとして乗っかっているだけのように見える」(38歳・山形県)
「2ヶ月半の子供を居酒屋に連れて行くのは、いまだに納得できない」(23歳・熊本県)
「自分が出たいからって、子供小さいんだから、しっかり自分で子育てしろって言いたい」(36歳・埼玉県)
【8位 熊田曜子】
「体形を維持してることはすごいと思うが、母親になってもグラビアを続けているのはあまり歓迎しない。体形維持に費やす時間もあって良いと思うが、かけすぎてないかと疑問に思う。母親の栄養は子供にも関係してくるので、しっかり食事をとった上での体形なのか疑問だ」(32歳・岩手県)
「あざとさを感じる」(25歳・兵庫県)
【9位 安田美沙子】
「部屋が汚かったり、夫の浮気があったりとママタレントとして魅力を感じないため」(25歳・福井県)
「口調も態度も、わざとらしさが好きじゃない」(28歳・青森県)
【10位 小倉優子】
「喋り方がぶりっ子みたいでイライラする」(33歳・東京都)
「なんでもやりますと、どんな仕事も断らないのは偉いが、ガツガツしすぎ。出しゃばりすぎ」(38歳・神奈川県)
◆
「生活の印象が悪い」「仕事のしかたが気に入らない」といった“素行”の理由に加えて「もともと嫌い」「人としてなっていない」など、そもそも抱いていた悪い印象についての意見も目立ちました。確かに好感を持てない限り、ママタレとして憧れの対象にはなりませんよね。
とはいえ全てではないにしろ、バラエティ番組での発言やSNSの写真は虚構や演出に彩られたものかもしれません。実際のプライベートでのママとしてのふるまいは“そこそこ”だったりして……。
しばしば目にするママタレの鼻につく振る舞いは、フィクションだと受け流したり、反面教師として実生活に生かすくらいが、距離の置き方として適切なのかもしれませんね。
<文/雛菊あんじ>