10月1日、福井県にある『一乗谷朝倉氏遺跡』の復元された町並みをご覧になった眞子さま

「11月に小室さんがいったん帰国するそうなんです。理由はいくつかあると聞いていますが、延期となっている眞子さまとの結婚についても、進展がありそうです」

 そう話すのは、事情を知る秋篠宮家関係者。今年8月にアメリカに旅立ってからまだ数か月で帰国するのには、どんな理由があるのだろうか。

 彼との再会を心待ちにしているはずの眞子さまは、10月1日から2日間、『福井しあわせ元気国体』に合わせて福井に来県された。

 バスケットボールの試合を観戦中には、スポーツ好きな眞子さまらしい質問が。

「“フリースローの応援はどのようなものなんですか”と、細かいところまで興味を持たれていましたね。“このような大きな大会で試合を観戦するのは初めてです”と述べておられました。ご自身もスキーの経験があるからなのか、“ひざの負担はどうなんでしょうか”といった、スポーツへの関心がお強かったです」

 そう話すのは、競技をご観戦中に眞子さまに説明をしていた『日本バスケットボール協会』オフィスシニアマネージャーの井上雅史さん。

 翌日、最初に足を運ばれたのは、越前市内の『紙の文化博物館』。館内の説明をした『福井県和紙工業協同組合』理事長の石川浩さんは、眞子さまの様子を次のように話す。

「越前檀紙が皇室の新年行事である『歌会始』に使われていることをご説明すると、たいへん驚かれて“今度の歌会始では、ゆっくり見ます”とおっしゃっていただきました。現在、平安時代の紙を復元する取り組みを行っていることをお伝えした際には“そんなことができるのですか。素晴らしいことですね”とお話しされていましたよ」

 眞子さまは'12年、英・エディンバラ大学に留学した際、美術品の修復保存なども学んだので、和紙の復元にも興味がおありだったのだろう。 

 小室圭さんがアメリカに発ってからも、変わらず公務に励まれていて、元気なご様子。

明治神宮御苑での絢子さまと守谷さん。10月29日に結婚式を挙げられる予定(8月撮影)

「10月29日には、高円宮家の三女・絢子さま(28)と守谷慧さん(32)の結婚式が行われます。

 眞子さまと小室さんも、本来であれば、11月4日に『帝国ホテル』で結婚式を行う予定だっただけに“絢子さまに対して複雑な感情をお持ちなのでは……”と、周囲は気をもんでいました。しかし、実際は絢子さまの結婚を純粋に祝福しているご様子なんですよ」(前出・秋篠宮家関係者)

27歳の誕生日を迎えた小室氏

 一方で、国際弁護士の資格取得のため、ニューヨークで猛勉強している小室さんは10月5日に27歳の誕生日を迎えた。

「フォーダム大学ロースクールの学生寮で、小室さんもほかの留学生と一緒に生活しています。奨学金を受けているので、落第するわけにはいかず、勉強漬けみたいですよ。

 おそらく誕生日当日も勉強に追われていたと思いますが、眞子さまからのお祝いメッセージなどはあったでしょうね」(小室さんの知人)

 “超遠距離恋愛”になった現状でも、ふたりの関係に変化はないようだ。

「Xデー」直前の一時帰国は、小室さんの“正念場”になることだろう─。

 そもそも、おふたりの結婚が延期になったのは、小室さんの母親・佳代さん(52)が元婚約者の男性との間に400万円超の「借金トラブル」を抱えていることが大きな要因とされている。

 いまだに借金は未返済なのだが、張本人の佳代さんの姿がまったく目撃されなくなってしまった。

「圭くんが渡米した8月初旬くらいから、佳代さんの姿を見ていません。パート先のケーキ店もずっと休んでいるそうで、自宅にはいないみたいですよ。夜に電気がついていることはあるので、佳代さんのお父さんだけが住んでいるのかも」(近所の住民)

 記者の間では「ニューヨークにいる小室さんについて行ったのでは」というウワサが流れたが、現地で佳代さんは目撃されておらず、知り合いの家で生活している可能性もある。

 ひとつ思い浮かぶのは、以前に数年間にわたって交際していた彫金師のAさん。

Aさんは、自宅に寄りついていた黒色の野良猫に『プッチ』と名づけて可愛がっていました。ある日、Aさんが不在だったため、知り合いの女性に“プッチにエサをあげてほしい”と頼んだそうです。

 その女性は当時50代くらいで、Aさんに言われたとおりにエサをあげていたら、後ろから突然“アンタ、何よ!!”と、佳代さんから激怒されたんです。Aさんを奪われてしまうと勘違いしたのかもしれません」(佳代さんの知人)

 そこまでAさんに固執していたことから、佳代さんが頼っていてもおかしくはない。しかし、圭さんはAさんのことをよく思ってないそうで、

「今から約15年前、圭くんの父親・敏勝さんが亡くなってから間もないころ、佳代さんはAさんと交際していました。金属を加工してアクセサリーなどに装飾を施す彫金師として個人で働いていたのですが、仕事が立ち行かなくなって収入がゼロに。

 結局、仕事もせずに小室家に住みついていたAさんに“いいかげんにしてほしい”と、圭くんが怒ったことがきっかけで破局したんですよ」(同・佳代さんの知人)

小室さん自宅マンションで110番通報

 今は圭さんが留学中なので、佳代さんがAさんを頼る可能性もある。しかし、そこでも彼女の姿を確認できなかった。そんな中、自宅マンションではある騒動が……。

9月中旬、マンションの入り口付近に“犬のフン”が落ちていたそうです。わざと置かれたのか、たまたま落ちていたのかはわかりません。しかし、小室さんの件で注目されてしまい、ナーバスになっているマンションの住人が、110番通報をしたんです。小室さんに対していい感情を持っていない人の仕業だと感じてしまったのでしょう。

 通報があってから、数時間おきに警察がマンションをパトロールするようになったんです。それに伴って、いったん使われなくなったポリスボックスも、使われるようになりました」(前出・近所の住民)

昨夏の佳代さんとマンション前のポリスボックス。“事件”のあとから定期的に警察が使い始めていて、現在は施錠されている

 “キーマン”である佳代さんは、いったいどこにいるのだろうか……。

 一部では、秋篠宮ご夫妻は、小室さん親子に対して「借金トラブルについての説明を国民にしてほしい」と求めていると報じられたが、果たされていないのが現状。

 しかし、それが一変するのは、「11月」だと、前出の秋篠宮家関係者が証言する。

実は、小室さんは“11月下旬には一時帰国したい”と話してからアメリカに飛び立ったんです。フォーダム大学には、11月21日から連休があるので、そのタイミングで帰国する計画なのでしょう。

 眞子さまはもちろんのこと、秋篠宮ご夫妻にも挨拶に行くと思われます。

 その際には、借金トラブルに関する会見についての話し合いや、今後の将来設計を伝えるなど、ご夫妻を“説得”するような意味合いが強くなると思います」

 というのも、小室さんが一時帰国した後の11月30日は、秋篠宮さま(52)のお誕生日。例年では、ご夫妻そろって記者会見に臨まれている。

「会見では、ご家族に関するお話をされることも多い。今年は間違いなく、眞子さまの結婚に関する質問が記者から出るでしょう。“今のままでは『納采の儀』が行えない”という判断を下したご夫妻が、ふたりの結婚の是非について話される“Xデー”になるかもしれません」(宮内庁関係者)