「例の騒動以来、彼女は家にこもっていることが多いんです。ダンナさんから“外出禁止令”が出ているみたいで、夜飲みに行くこともできなくて、うっぷんがたまっているようですよ」(友人の1人)
騒動というのは、昨年末に『週刊文春』が報じた藤吉久美子の不倫疑惑のこと。
「藤吉さんが50代のテレビ局員と密会していたというスクープです。夫の太川陽介さんも会見を開き、“みんなが不倫だと思っても、僕は妻を信じる”と断言。終始、笑顔で妻をかばう姿が称賛されましたが“いい夫アピールがうさん臭い”という声もありました」(スポーツ紙記者)
あの騒動以来、ぱったりと
“おしどり夫婦”と言われてきたふたりだが、太川が超のつく亭主関白だというウワサもある。自宅近所で話を聞くと、確かに藤吉の姿が消えている。
「そういえば最近、見かけない気がします。藤吉さんには仲よしの妹さんがいてよく来ていましたが、あの騒動以来、ぱったりと来なくなりましたね」(近所の住民)
「太川さんなら昨日も来ました。藤吉さんは見ませんね」(コンビニ店員)
藤吉については、かなり厳しい見方をする住民も。
「奥さんは主婦に向いていないんじゃないの? 太川さんのお母さんが病気の治療で年2回上京するときも、ちゃんとお迎えの準備をしない。
家の草むしりをして、お茶菓子でも用意しておきなさいってアドバイスしても聞かないんです。家事もあまりできないから近所の人が高校生の息子さんのご飯を作ってあげたりもするのよ」(近所の主婦)
そこで真相を聞くべく、10月某日の早朝、太川を家の前で直撃した。
─騒動以来、藤吉さんは家からほとんど出ていない?
「出てこなくはないよ」
─太川さんが外出しないようにと言っている?
「そんなこと全然、言っていない。普通にしているよ」
話しているところに藤吉もゴミ出しで家から出てきた。
─外出を禁じられているという話がありますが……?
「先日もNHKの撮影に行ってきました。息子の学校では野球部の広報係をやっていて試合にも同行していますよ」
閉じ込められていないと話し、藤吉は家の中へ。太川に改めて騒動について聞いた。
─藤吉さんが外に出ることに不安はないですか?
「不安でも何でもないって。全然、普通だから。そういう斜めからの見方ばかりしないでくれる?(笑)」
─今でも藤吉さんを信じていますか?
「もちろんだよ」
ときに苛立ちを見せながらも、笑顔で答えてくれた。
藤吉の所属事務所に問い合わせると、報道があったテレビ局員とはいっさい会っていないという。“外出禁止”の話についても聞いてみると、
「太川さんではなく、むしろ事務所が止めています。不倫を疑われたこと自体がダメですからね。子どもがこれから受験というときに騒動を起こしたことを反省しなければ。
藤吉はお酒が好きだから、飲んで明るく振る舞うこともあります。それが反省していないと誤解されるから、飲みに行かないようにと言っています。太川さんは理解ある方ですから、うるさく言うことはないと思いますよ」
太川の事務所にも、藤吉の外出禁止について聞くと、
「それは藤吉さんが友人の誘いをお断りするために言っているんでしょう。太川もわれわれ事務所も、藤吉さんに自由にしてほしいと思っていますし、拘束するようなことはございません」
やましいことがなければ藤吉の行動を縛る理由はない。誤解を招くようなことにならないためには、家で静かにしているのがいちばんかも。