Hey! Say! JUMPの中島裕翔(25)が、第35回『ベストジーニスト2018』の一般選出の男性部門に輝いた。
「このイベント自体が、もはやジャニーズ案件。常に上位に食い込むのがジャニーズ所属タレントですからね。
中島は2年連続の受賞で、来年選出されれば殿堂入りを決める。本人も狙いたいと色気満々でした。これまでも、木村拓哉や草なぎ剛、相葉雅紀、藤ヶ谷大輔が殿堂入りを決めていますからね」
とスポーツ紙記者。
「ところが中島は、共演者にすっかり食われて色あせましたね」
と続ける。誰がジャニーズを食い物にしたのだ? 中島は受賞式で、
「2年連続で取れたこと、平成最後の年に選ばれて、平成(Hey! Sey!~)と名のつくグループにいる私が取れたことを、とてもうれしく思います」
「僕の歴史の中に残る賞です」「ジーンズのように愛されるグループになりたい。来年もよろしくお願いします」
なとどと気の利いたコメントを連発。
「その段階では、“平成最後に決めた”ぐらいの見出しかなと思っていたんですが……」(前出・スポーツ紙記者)
中島の影を薄めたのは、3年連続で一般選出部門に輝き、殿堂入りを決めた女優の菜々緒(29)だ。
「コメント自体は『ジーンズのように長く愛される人間でありたい』とか、もらった盾を手に『これは家宝にしたい』というものでした」
と情報番組ディレクター。
ところが中島に促される形で繰り出しのたが、“菜々緒ポーズ”。ヒップを突き出し、両足を組み、身をよじるようにして顔を出す独特のポーズだ。
「カメラのシャッター音が半端なかったですね。菜々緒のすごいところは、出し惜しみしないところです。カメラマンは左右にずらりと並んでいたのですが、端から端まで、まんべんなく視線を振ったんです。
その際、壇上には中島以外にも、荻野目洋子、高橋一生、長谷川潤が並んでいたんですが、みんな所在ない感じでしたね」(前出・情報番組ディレクター)
かくして翌日のスポーツ紙やワイドショーを大々的に飾ったのは“菜々緒ポーズ”。
「菜々緒本人がフォトジェニックで、しかも“菜々緒ポーズ”の破壊力ですからね。中島の存在はかなり薄くなってしまいました」(前出・スポーツ紙記者)
殿堂入りした菜々緒が、来年の同イベントに登場することはない。3年連続で殿堂入りを狙う中島には、それが救いだ。
<取材・文/薮入うらら>