「自信を持ってカメラの前に立てるようになったことが、この3年でいちばん変わったことです」
'15年に放送された前シリーズから引き続き、ドラマ『下町ロケット』(TBS系・日曜夜9時~)に、佃製作所の技術開発部技術者・立花洋介役で出演中の竹内涼真(25)。その後、朝ドラ『ひよっこ』などを経て、ブレイクを果たしたのはご存じのとおり。
「大きなキッカケがあったわけではないのですが、いろんな作品を経験し、共演させていただいた方々から、自分なりに吸収できている実感はあります。
僕が演じる立花も、前作で『ガウディ計画』のリーダーを務めたことで自信が出た感じがするので、一緒に成長できている気がします」
今シリーズでは、立花は新規事業のバルブの開発チームに加わるが、プライベートで新たに挑戦したいことは?
「いつかアクションに挑戦したいので、それに役立ちそうな格闘技などいろいろありますが、今はプライベートで何かに挑戦する時間がなくて。でも息抜きはしていますよ。
今は安くておいしいワイン探しにハマっています。僕がよく行くお店にワイン仙人みたいな方がいて(笑)。お手ごろ価格の中からいろいろ教えてもらっています」
完成披露試写会で、共演者の安田顕との前シリーズでの現場のエピソードが暴露されたが……。
「今シリーズでもそこは変わらず(笑)。このメンバーがそろうのは3年ぶりですが、1度ご一緒しているからか、息は合っていると思います。
福澤監督の現場で助監督を務めている方が本当に面白い方で。“おじさん”と、みんなに呼ばれているのですが、その方がいるだけで場が和みます」
最近、心揺さぶられたこと
町工場がさまざまなプロジェクト成功に向けて挑戦するというストーリーに心揺さぶられる視聴者も多いが、竹内自身に最近、心揺さぶられたことを聞くと、ニコッと微笑みながらこう答えてくれた。
「こないだ放送されたドラマ『過保護のカホコ2018~ラブ&ドリーム』で一緒になった子役の横山歩くんに手紙をもらったんです!
『仮面ライダー』をやっていたころに、見ているお子さんからもらったことはあったけど、現場で一緒になった子からもらうとまた違ったうれしさがあり、ジーンとしちゃいました」
ちなみに、子ども時代に誰かに手紙を渡したことがある? という質問をすると、こんな答えが。
「人に手紙を渡したことは基本的にないかも……字にあんまり自信がないので(笑)。あと文章力もないから、どちらかといえば言葉で伝えるタイプ。SNSもやっていますが、写真メインです(笑)」
憧れているもの
2018年はラブコメ初主演映画も公開されるなど、充実した年に。改めて振り返ってみて、どんな年だった?
「たくさんプロモーションをさせていただいた年でした(笑)。芸人さんは面白いし、いろんな番組などに出させていただいて楽しかったです。
しゃべりでは芸人さんに絶対にかなわないので、一生懸命、気持ちを込めることで、いい作品を作っていけたらと思います」
憧れているものは?
阿部寛さんのような渋い声に憧れます。どうやったら、あんな声になれるんだろう……。僕の声はわりとクリアなので、自分ではあまり気に入っていません。